デスクワークで起こる肩こり・頭痛
☑頭痛薬が手放せない
☑肩こりが酷くなると頭痛が起こる
☑MRI・CTを撮っても脳に異常は無い
☑リモートワークが増えてから頭痛頻度が増えている
頭痛は、対症療法でも結果に繋がりやすいのですが、その維持には体全体を包括的に診て正すことが必要です。
頭痛の原因は2つ
①後頭下筋群の短縮・過度な伸長姿勢
②首の左右への捻じれ
原因として多い後頭下筋群は、後頭部⇆首を繋ぐ・結ぶ筋肉です。つまり、後頭部⇆首が近付いている(顎が上がっている)方は、この筋肉が縮んで固まることで血行不良に、逆に後頭部⇆首が離れている(顎を引き過ぎている)方は、この筋肉が伸び過ぎて血行不良が起こることで痛みに繋がっています。
首の捻じれは、「TVやモニターが正面にない」方が多く、左右を振り向くとその角度に左右差が生じているケースが多いです。これは、椎骨動脈という首の骨の中に存在している血管も捻じれている事を意味します。血管の内腔に左右差が生じた結果、左右差が顕著な片頭痛が起こります。
頭痛の原因である首は、なぜ悪くなるのか?
タワーマンションの最上階が傾いていた場合に、考えられるであろう原因と同様です。地盤に当たる足、低層階に該当する骨盤や腰、中層階に該当する背中、これらの傾きが存在すれば、当然最上階に当たる首も傾くでしょう。「首だけの問題」の場合には、これらの首以下が正常であることが大前提です。その問題部分を見つけて正すことが治療になります。
首だけが原因かどうかの見極めは?
ご自分で出来る方法としては、「生活の過ごし方で頭痛頻度や程度が変わるかどうか」です。例えば、「OFFの日には出にくい」「デスクワークが少ないと出にくい」という様に姿勢の変化によって頻度や程度が変わるようであれば首以下の問題である可能性が高いと思います。逆に、そのような変化が無い場合には、(精密検査をしていなければ)脳の問題、首の問題である可能性が高いと言えます。
頭痛は命の危険のサインかもしれない
当然ですが、脳梗塞や脳腫瘍、出血によっても頭痛は現れます。脳内の問題は命にも関わる事です。自覚で分かるなら命を落とす方などいないので、先ずは然るべき検査や専門医の診察を受けて下さい。人間ドックで全ての異常が分かる訳では無い、レントゲンを撮っても分からない骨折もある、これらと同様に全ての異常が専門医の受診によって分かる訳でありません。だから、補足的な手を用いて行う脳の検査は当院でも行います。「正常ではない、けど病気でもない」当院の範疇はこの領域なので国家資格保有者であり今なおも、脳機能を含めた学習を続け、それを還元することを目的としています。
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