外反母指(母趾)と踵のズレ、カイロプラクティックについて
「それを見て気分が上がっている姿はあまり人に見せない方が良いよ」
以前から私のキャラクターを知っている人達からは言われていました。
そんな私がやっぱり、我を忘れて気分が上がってしまった物がコチラ。


少し前に購入した「可動式の足の模型」です(笑)
実際に、踵が動くという点がリアルで説明にも治療の練習をするうえでも重宝しています。
あれこれインプットしたうえで考えたことが、これを見て触っただけで、全て繋がる。
つまり、模型や人体に特別興味がある訳ではないです。
苦慮していた患者様が喜んで下さる姿を想像するだけで私自身次回のご来院が待ち遠しくなり、準備期間を含めた過程を経て結果が出た時が私にとって人生で最高に至福な瞬間になります。
こんな時はミネラルウォーターでも私にとってはアルコール以上に酔っぱらえます(笑)
私は、このような日を1日でも多くすることを30歳手前頃から人生の目標にしています。
従って、誠に勝手ではありますが患者様に良くなって頂かないと私も困るのです。
さて、足の【外反母指】【内反小指】【開張足】【偏平足】等は、大抵の場合は個別の問題ではなく、同一の原因によるものです。
※外反母趾、内反小趾と書く場合もあります。
これらは、「踵の問題」であることが多く、その踵の問題と膝や股関節、体幹との因果関係を探って手を施していくことが重要です。
つまり、足や踵の状態は背骨の大まかな状態を表し、それに付随する生理痛や頭痛、咳喘息、胃痛の予想も可能になります。
今回はそのような興味深い、足の問題、外反母指(外反拇趾)について書いていきます。
朝起きて歩くと足裏が痛い足底筋膜炎(足底腱膜炎)と アキレス腱炎について
この記事は、およそ2分くらいで読み終える事が出来ます。

外反母指(外反母趾)は治るのか
これは、外反母指に限ったことではありませんが、結論から述べると『程度』『あなたの年代』によると考えます。
外反母指では、酷いものでは手術適応になります。
私は以前まで、成人したら改善不可能だと思っていましたが、
程度によっては成人していても施術・エクササイズの併用に
よって十分に改善が可能です。
注)サポーターやインソールについては、最後に書かせて頂きました。
外反母指(外反母趾)の原因
原因を理解して頂く為には、簡単に足の構造に触れる必要があります。
足は歩く際に、【踵を着く→体重乗せる→つま先付近で地面をけり出す】ということを繰り返しています。
この過程において踵を地面についた時には「クッション」としての役目を果たします。
また、蹴り出す際には「硬いてこ」としての役目を果たす為に、相反する役割を「足という1つの部分」で行っています。
これを
・5本の指(趾)
・すねの2本の骨
・足の6個の骨
で作り出すいくつかの【関節の角度の組み合わせ】によって行っています。
これを踏まえて原因をお伝えします。
本来は、その時のシチュエーションに合わせて【関節の角度の組み合わせ】によって【軟らかく】なったり【硬く】なっている足。
クッション状態の【軟らかい足】の形になっていると強固な足が緩んでいる状態の為に、変形が進行しやすくなります。
※歩き方によってこのような状態が強いられたり、このような状態だから相応の歩き方になってしまうことで
悪化していきます。
つまり、外反母指が起こる。
外反母指が酷くなる。
ということです。
外反母指(外反母趾)と足の硬さ・軟らかさ
足の【軟らかい】【硬い】については、専門知識が無いあなたや専門家である整体・整骨院の先生でも誤解をされている事が多くあります。
多くの方が解釈を違えてしまう理由は、足裏マッサージや青竹踏みなどの際に感じる【こっている】【こっていない】と混同してしまう為です。
その際の「硬い」「こっている」が示唆している意味については施術側の考え方によります。
東洋医学寄りの先生やリフレクソロジーのセラピストならば足裏と内臓の関係性に着目し、それをあなたに説明するでしょう。
とはいえ、ここで「硬いか、硬くないか」を評価しているのは結局のところ筋肉、または筋膜の硬さです。
前項で私が述べたのは【関節の角度の組み合わせによって起こる足全体】についてです。
【硬くなる筋肉と軟らかくなる筋肉の組み合わせ】の結果、関節角度が生じて【足の軟らかさ・硬さ】が起こります。
筋肉は、そのシチュエーションによって【硬くも軟らかくもなれないとダメ】です。
これは余談ですが、足に限らず不要に筋肉をほぐせば筋力が低下します。
つまり、体重を乗せた際に必要な筋肉が働かずにシチュエーションに合わせた関節角度を作れない可能性があります。
硬くなるべき時にそれが出来ずに、軟らかい足でいる事が多くなればそれだけ外反母指の可能性は高まります。
外反母指(外反母趾)がある方は、腰痛や肩こりになりやすい
体には、運動連鎖という概念があります。
端的に言うと、〇〇が内側に曲がれば××は外側に曲がる。
というように体の1か所が動けば普通はその影響は体全体に波及するということを意味します。
また、私が主に提供しているカイロプラクティックでは根本原因をカバーし重心を正しく保つ為に体の他の部分にズレや歪みを生じさせることを「カンパンセーション」とも言います。
これは端的に言うと「根本原因を早く改善しないと、他の部分に影響が及んで悪くなりますよ」ということです。
どちらにしても【体を部分だけでなく全体として捉える必要がある】という事が重要です。
当然、前々項でお伝えした
・5本の指(趾)
・足の6個の骨
・すねの2本の骨
の影響は、すねの2本の骨に繋がる太ももへと波及します。
そして、それは骨盤を介して背骨へと繋がります。
また、その逆もある訳です。
【足が軟らかい関節の角度になってしまっているのは、すねから上の部分のせいなのか】
【足が軟らかい関節の角度になってしまっているから、上の部分に歪みを起こし痛みを起こしているのか】
もちろん、あなたの原因は本当に体のゆがみ?? にも書いた通り単純に足だけの問題かもしれません。
これらを見極め、改善していくことが必要になります。
外反母指(外反母趾)でお悩みの方にして頂きたいこと
外反母趾が原因であれば、インソールやサポーターは時に根本的な治療になるかもしれません。
しかし、上の部分が原因で外反母趾になっている場合にはインソールやサポーターは対症療法です。
そしてこれは、インソールやサポーターに限らずエクササイズや私達が施す施術も同様です。
体の繋がりには、様々な概念が存在します。
でも、【どこスタートの問題なのか】が分からないとそれは役には立ちません。
そしてそれは、あなたを含めて全員異なる可能性があります。
是非、外反母指だからといってそこだけに捉われず
【外反母指があるから体の他の部分にも異常があるのかもな】
【私、外反母指あるけど腰痛だからって腰だけ治療していていいのかな】
【外反母指があるから、みんなと同じエクササイズはリスクがあるかもな】
といった具合で、1つの情報としてお考え頂くと外反母指も今後の健康に役立つかもしれません。
今回も、あなたの健康な生活な一助になれたら大変嬉しく思います。
手足に関するその他の記事
足のズレが引き起こす足首の痛み
「特別、傷めた記憶が無いのになぜか痛い」 「ダンスやクラシックバレエの練習をすると、痛みを感じる」 「日常生活で歩くと腫れてしまう、痛みを感じる」 今回はこのような方向けの内容になります。 「...
膝の痛みの原因であるO脚と、O脚の原因である下腿外旋症候群について
当院は美容目的の施術は承っていないので、O脚だからといって施術をすることはありません。でも、膝の内側半月板損傷や膝の変形性関節症、腸脛靭帯炎(ランナー膝)等の場合には当然ながら考慮しています。 ...
しゃがめない・階段の下りで不安になる足・膝付近の張りと痛みについて
☑︎しゃがむのが辛い ☑︎正座が出来ない ☑︎階段の下りが辛い ☑︎自宅にいる時間が増えてからなっている 緊急事態宣言...

| 診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 08:00-12:00 | |||||||
| 16:00-21:00 |
- 水(第2, 4, 5)は午後休診
- 土は14:00まで
ご予約・お問い合わせはこちらから
03-3714-3855