院長の整体新書 – 整体ブログ –

坐骨神経痛

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まだまだ痛みのある部分や症状のある部分だけに捉われてしまいがちなお悩みの方はもちろん、お体を診させて頂いている方が割合的には多いと思います。

しかしながら、

「痛い部分、症状のある部分に原因は無い」

こういった認識の方も増えてきています。

特に、お悩みが深い方ほど通院のご経験やご自分のリサーチからこういった考え方が多いことを経験します。

この記事は、そのような方に向けての内容となります。

この記事は、およそ2分くらいで読み終える事が出来ます。

神経痛とは

【腕の痛み・しびれ】であれば一般的に考えられるのは、首からです。

その理由は、「腕神経叢(わんしんけいそう)」という首の5番~背中の1番目の神経の束から枝分かれした神経が腕に張り巡らされているからです。

【足の痛み・しびれ】であれば、一般的には腰からの影響が考えられます。

理由は、「仙骨神経叢(せんこつしんけいそう)」という腰の4番~仙骨の3番目の神経の束から枝分かれした神経が足に張り巡らされているからになります。

頸に問題があれば腕神経叢に影響を及ぼすし、腰が悪ければ仙骨神経叢に影響を及ぼすため、その結果手足に痛み・しびれが生じる。

これを一般的には神経痛と呼んでいます。

手足の痛みが神経痛とは限らない

前項をお読み頂いた方はお分かりかと思いますが、神経痛の場合にはその根本の問題を改善させることが症状の改善に繋がります。

とはいえ、「手足自体に問題がある場合もあります」。

様々なケースを経験しますが、最も極端な例が「手足にケガした場合」です。

これは神経痛云々ではなくケガです。

私が以前に経験したのは、数か所の病院や整体でケガなのに神経痛と言われていた患者様です。

神経痛では、症状が出やすい部分が存在します。

患者様の訴える部分やその部分の訴え方によって

「この方は神経痛の可能性が高そうだな」

というように大方の見当が付きます。

具体的には、

・痛い部分を指で刺して「点」で訴えられるのか。
・手の平などで擦る様に「面」で訴えられるのか。
・どのくらいの範囲を触って訴えられるのか。

などからおおよその見当がつきます。

私が経験した例では、「神経痛が出やすい部分とケガをした部分が似ていた」ケースでした。

でも、問診でお話を伺って実際に各検査をさせて頂いても、イマイチつじつまが合いませんでした。

結果、伺っている内容を掘り下げ続けて患者様にも記憶を掘り下げて頂いたところ、肉離れである可能性が高い事に気付きました。

肉離れの場合には、頸や腰から治療して・・・という発想にはなりません。

痛みが出ている部分自体が傷んでいるのですから、そこを何とかする必要があります。

※再発予防の為に首や腰を治療することはあります。

こういった目に遭わない為にあなたが出来ること

初めに、今回の記事の意図は

「私だからこそ気が付けたんだ」というような自慢をする為ではありません。

誰が診させて頂いても、2か所に通院して改善が乏しければ「何か見落としがあるハズだ」「より、心して診なければ」
と思うハズです。

私がこの患者様にお会いするのが早かったら私だってミスを犯していたかもしれません。

さて、話を戻します。

こういった事を防ぐ為には、

診させて頂く側がどんな点に着目しているか

という点をちょっとでもお分かり頂くことが望ましいと考えました。

基本的には、

・いつどのような場面で痛みを感じたのが始まりなのか
・その後、痛みはどのように推移しているのか

これらはとても重要な情報になります。

具体的には

「いつ感じ始めたのか分からないのか、忘れてしまったのか」

「凄く痛い”時が”あるのか、常に凄く痛いのか」

「明確に分からないのか、覚えていないのか」

などです。

これを聞き出すのも治療をさせて頂く側の仕事ですが、あなた自身にもこういった視点を持って頂くことでよりこういった可能性を低くすることが出来ると考えます。

今回のケースで言うと、【急に足を引きずってしまう位に痛かった】事が私の中で決め手になりました。

神経痛と肉離れの違い

神経痛でも酷い場合にはそのようなケースはあります。

しかし、神経痛の場合には運動制限と言って足を引きずる症状が突然現れる事は稀です。

以前から【痛み・シビレ】があってそれが悪化して運動神経にも問題が及んだ結果、足を引きずってしまう事は有り得ます。

問診から得た情報を基に、触診や可動域検査などを組み合わせて診ていきます。

今回のケースでは、明らかに痛みの出ている部分に筋肉の異常を触診で感じました。

神経痛では、痛みの出ている部分に【痛みを感じている】だけの状態でその部分に異常がある訳ではありません。

【原因は背骨のゆがみ】であることが多いだけ

ごく当たり前の事なのですが、原因と症状の関係はケースバイケースです。

しかしながら、私を含め診させて頂く側の得意・不得意によってそうでない場合もあるのが現実です。

今回の件で言えば、神経痛であったならば首や腰の治療をすべきだったでしょう。

でも、そもそも神経痛では無かった。

「痛い部分に原因があった」

そんなケースでした。

決めつけてはいけない。

フラットな視点でしっかりとありのままの状態を把握しないと、それに基づいて行うハズの治療は出来ない。

だからこそ、心身共に良い状態で患者様に接することが出来るように努める必要があるなと再確認した出来事でした。

「体の状態を把握するうえで、あなたの訴えは非常に重要であること」
「微妙な表現の違いでも、導き出される答えが違ってしまう可能性があること」

本来は治療側がリードして聞き出していくことだとは思いますが,あなた自身の為にも是非、今回の内容をご留意頂けたら幸いです。

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