院長の整体新書 – 整体ブログ –

朝起きて歩くと足裏が痛い足底筋膜炎(足底腱膜炎)と アキレス腱炎について

  • スポーツ障害

✅朝起きて歩き出すと足裏が痛い。

✅少し経つと痛みが無くなる、楽になる。

今回は、足裏の痛みについてです。

この記事は約2分で読み終えることが出来ます。

足底腱膜炎・アキレス腱炎は治るのか?

必ず治ります。明確にしておきたいのは、「1回1回は僅かである負担が、繰り返し同じ部分に集中したことで摩耗して起こっている」という現実です。「水滴が何十年も1点に滴り落ちればコンクリートでも削れる」「綱引きで用いる位に太い綱も柱に擦り続ければ摩耗する」足に起こっている現状はこれと同じです。「摩耗するなら擦れる場所をズラす」「摩耗した部分を修復する」極論、これだけの話ですが改善に難儀している方は、この理屈を行動に落とし込めていないケースが多いです。現実から目を背けても変わりませんし、一朝一夕に摩耗した部分が修復しないことも想像がつくと思います。「単純に、すべきことをして下さい」コンクリートや綱と異なり、体は治るように出来ています。

足底腱膜炎(足底筋膜炎)はどこに起こる?

下図の辺りからやや内側に痛みがあります。座っていたり横になっていたりと体重が掛かっていない時には痛みはありません。また、【動き始め】に痛みが出ることが多く、動いていると徐々に軽減していくことが多いです。

足底筋膜炎(足底筋膜炎)の図
足底筋膜(足底筋膜)の正常な時の図

足底腱膜炎(足底筋膜炎)の原因

因みに、足底腱膜炎と足底筋膜炎は病名の違いはあれど区別することは困難な為、同じものとご理解下さい。私たちは本来、歩く際には下図のように【足の指を曲げたり反らしたりを繰り返して】歩いています。

足の指を曲げた際の足底筋膜・足底腱膜の状態の図
足の指を反らせた際の足底筋膜・足底腱膜の状態の図

これらの図では、足首から先のみを示してありますが、実際にはこの動きは足首や膝などと連動して起こります。【何かしらの問題によって、足底腱膜・足底筋膜の伸び縮みが阻害されてしまうと】新陳代謝不良に陥り日々の使用により傷んだ部分の修復がなされないので、組織が脆弱化した結果として足底筋膜炎・足底腱膜炎になります。

足裏から見たショパール関節の位置

足のショパール関節という部分や

足を後方から見た距骨下関節と距腿関節の位置

足首の距骨下関節、距腿関節といった関節との複合的な動きによって、歩行の中で自然に足の指の曲げ伸ばし(足底腱膜・足底筋膜の伸び縮み)が起こっています。これらの関節の動きに問題があったりすると、足底腱膜炎・足底筋膜炎の原因になります。

つまり、【足裏が痛いからといって、足裏をマッサージしたりして柔らかくすれば良い訳ではありません】どこの部分が原因で、足底腱膜・足底筋膜の伸び縮みが阻害されているのかを見つけ出すことが、まず一番に重要になります。

足底腱膜炎(足底筋膜炎)と偏平足の関係

偏平足には、

・体重が掛かっていない状態でも土踏まずが無いタイプ

・体重が掛かると土踏まずが無くなるタイプ

が存在します。

後者の場合には、厳密には【偏平足ではありません】

下図のように体重が内側に掛かり過ぎている場合には、偏平足のような形を呈すことになります。

足を後方から見た距骨下関節と距腿関節の位置で距骨下関節(踵が)外側にズレている図

足は、歩行の際に

・足を地面に着けた際にはクッション性を高める為に柔らかくなる。

・全体重を乗せた際には、(反対足を送り出す為の支えになる為に)硬くなる。

という2つの相反する役割を担っています。

◎クッション性を高める際の足の形↓↓

足を後方から見た距骨下関節と距腿関節の位置で距骨下関節(踵が)外側にズレている図

◎硬くなる際の足の形↓↓

足を後方から見た距骨下関節と距腿関節の位置で距骨下関節(踵が)内側にズレている図

つまり、【体重をかけた際に土踏まずが無くなるタイプの方】は、足のクッション性が過剰になっている状態です。

足の指を曲げた際の足底筋膜・足底腱膜の状態の図
足の指を反らせた際の足底筋膜・足底腱膜の状態の図

↑↑このような指の動きと連動して、柔らかくなったり・硬くなったりしなくてはならないにも関わらず、柔らかいままだと足裏の足底筋膜・足底腱膜の伸び縮みを行うことが乏しくなります。

動きが乏しい部分には血行不良が起こり、新陳代謝をするうえで重要な栄養や酸素が届きにくい状況になります。結果として、足底筋膜・足底腱膜の修復状況が追い付かなくなると、【足底筋膜炎・足底腱膜炎】になります。

従って、【足裏をマッサージして柔らかくすること】はすべきではありません。なぜなら、【硬くなれるようにしていく必要がある為】です。その為には、ここまでお伝えした

・距腿関節

・距骨下関節

・ショパール関節

ここまでにはお伝えしていませんが

・股関節

・膝関節

・骨盤

・・・

といった【異常がある部分】を検査して、【必要な関節を必要な方向に正していく】必要があります。なので、足の治療は知識が無ければ出来ません。また、知識があってもそれを可能にする技術が無くては出来ません。

アキレス腱炎・アキレス腱周囲炎と足の形

アキレス腱炎とアキレス腱周囲炎も病名は異なりますが、実際には区別の必要はありません。この両者の場合にも、前項にお伝えした踵の向き

足を後方から見た距骨下関節と距腿関節の位置で距骨下関節(踵が)内側にズレている図
足を後方から見た距骨下関節と距腿関節の位置で距骨下関節(踵が)外側にズレている図

↑↑を正すことによって、治療をすることが可能です。なぜなら、アキレス腱はこの踵の向きに沿って存在しているからです。踵がズレたら、アキレス腱も曲がってしまう為に踵のズレの原因を探して、それを改善する必要があります。

矜持整骨院
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