院長の整体新書 – 整体ブログ –

ぎっくり腰(急性腰痛)の最適な対処法とその後について

  • 腰痛

✅物を持った際にギグっとなった。

✅しゃがんだ際にズキンっときた。

✅くしゃみをした際にギグっときた。

のように、”傷めた瞬間が分かる”腰痛を(一般的に)ギックリ腰(急性腰痛)と言います。

これは、それ以外の腰痛、”傷めた瞬間が不明瞭な腰痛”とは区別して考える必要があります。

今回は、傷めた瞬間が明確な腰痛・ギックリ腰についてです。

この記事は、約2分で読み終えることが出来ます。

患者様の腰を矯正しているところ

ぎっくり腰は治るのか

結論から言うと、正しく手を施せば【治ります。】

どんなに酷いぎっくり腰も、おいくつの方のぎっくり腰でも同様です。

但し、治るまでの期間には個人差、状態による差がございます。

施術によって1日で良くなる方もいれば、4~5日間は気になる方もいます。

後述しますが、

「1週間ほぼ横になっていた」

「1週間、お手洗いも這って行っていた」

稀にこのようなお話を伺うことがありますが、これは明らかに初期の対応が間違っています。

2020年2月現在で17年の臨床経験がございますが、正しく施術をしてそうなった方を一人も経験しておりません。

ぎっくり腰の際にまずやること

①冷やす

②痛みの出る動きを避ける

③すぐにでも受診する

この3点が重要です。

よく伺う残念な例として

「ぎっくり腰になったから、お風呂に浸かってよく温めたんです。」

「そしたら翌朝に動けなくなってしまったんです」

という様な自ら悪化を招いてしまうケースです。

これは、自ら火に油を注いでしまった状態ですので、是非ご注意下さい。

詳しい対処法は、以下のリンクをご参照下さい。

夜間・休日に痛みが出たら

また、

「傷めた直後に施術を受けても大丈夫ですか?」

というご質問を受けることもあります。

可能であれば「傷めてすぐに施術を行うこと」に越したことはありません。

理由は、次項で述べます。

ぎっくり腰は、何が傷んでいるのか?

結論から言うとケースバイケースです。

ただ、一つだけ言えるのは

・カイロプラクティック

・筋膜リリース

・鍼

など、どの方法であっても「全てのタイプのぎっくり腰」に対応することが出来ます。

【筋肉が傷んでいるから骨を矯正しても意味ない】

【骨がズレているから筋膜リリースでは意味ない】

【鍼でぎっくり腰はよくならない】

このような意見を耳にしたり、目にすることもありますが、各方法に長けた方であればどの方法で行っても【体はすべて繋がっている】為に結果は出ます。

方法論を論じている時点で、どの方法も使いこなせるレベルに無いということをご理解下さい。

話は逸れてしまいましたが、

・筋肉が傷んでいる。

・関節が傷んでいる(捻挫)。

場合であっても、傷んだ部分の周辺には【炎症】が起こります。

炎症は、【傷んだ部分を治す為の過程】ですが、問題はその弊害にあります。

【傷んだ部分を守る為に】

周囲の筋肉が過度に固まってしまったり、周囲の関節が硬くなってしまうことが弊害になります。

【炎症の影響を最小限にする】

ことが、ぎっくり腰を早期に治す為の鍵になります。

その為には、

・傷んだ筋肉が、修復しやすい状態を作る。

・傷んだ関節が修復しやすい状態を作る。

ことを早期に行うことが大切になります。

前述の通り、施術までの時間が掛かると修復しやすい状態を作れないために炎症も強くなり、その弊害が増すことになります。

結果、冒頭のような

「1週間ほぼ横になっていた」

「1週間、お手洗いも這って行っていた」

という事態になってしまいます。

ぎっくり腰は「癖」になる

傷めた筋肉、関節が正しい状態にならなければ、傷める前に比べて「脆い」状態になっています。

傷める以前と同様のことをしても傷めやすい状態になる訳です。

「癖」になるのを防ぐことは、もちろん可能です。

重要なことなので、何度もお伝えしますが

【可能な限り早期に受診すること】

で再発を防ぐことは可能です。

ぎっくり腰を繰り返すと

ぎっくり腰が「癖」になってしまうとぎっくり腰を何度か繰り返すことになります。

この弊害が、【腰のヘルニア】です。

(一回目のぎっくり腰でなる場合も有ります)

腰のヘルニアの症状は、坐骨神経痛という足に出る

・しびれ

・痛み

・力が入らなくなる

・感覚が鈍くなる

といったものです。

そのヘルニアが酷くなったり、加齢的な変化をしていくと

【脊柱管狭窄症】

【腰の変形】

という過程を辿ることが多くなります。

これらの加齢的な変化によって、上記ヘルニアと同様の症状を来たした場合には原則的には手術しか方法がありません。

しかしながら、手術によって症状が快方に向かう方は多くの方がご想像されている程、多くありません。

大袈裟に思う方もいるかと思いますが、年齢を重ねた時に

【足腰が健康で、自分で自分のことが出来るか否か】

はこういったことからも変わってくることをご理解下さい。

ぎっくり腰の症状

・程度

・その方が痛みに強いか弱いか

によって、症状は大きく変わってきます。

一般的な症状について列挙します。

・しゃがめない

・腰を曲げられない

・腰を伸ばせない

・座ったら立てない

・起き上がれない

などです。

ご留意頂きたいのは、

「傷めた直後から、このようになるとは限らない」

ということです。

もちろん、傷めた瞬間からこのような状態の方もいますが、冒頭に述べたようにその後の対処によって、このような状況になってしまうことも珍しくありません。

★ぎっくり腰の瞬間から、

・足のしびれ

・足の痛み

・足の指に力が入らない

のような場合には、整形外科にて然るべき検査を受けられることをお勧め致します。

ぎっくり腰の経験がある方へ

今現在、腰に症状が無くても

【腰の異常】

が残っている場合もあります。

体には、補正作用があります。

不十分な組織、部分があっても近隣の部分を用いて「庇って生活する」ことが出来ます。

炎症が無くなり、「庇って動くことを覚えると」日常生活での支障は減っていきます。

この状態、痛みの無い状態を「治った」としている方が多いと思います。

でも、

・触診

腰を触診しているところ

・体表温度計

背骨の両脇の温度を測定し左右比較しているところ

・筋力チェック

足の親指の筋力の左右差を比較しているところ

・動き方チェック(柔軟性ではなく)

体を前に倒す前屈をしているところ

体を後ろに反らせている後屈しているところ

・カイロプラクティックのレントゲン分析

腰の側面レントゲン写真にカイロプラクティックの分析をした

などで複合的に診ていくと、問題が残存していることを経験します。

極論すると、今現在の痛みの有無ではなく、異常が残っていたら後の経過(ヘルニアや脊柱管狭窄症、腰の変形)は変わりません。

特に、

・腰痛の代わりに肩こりが出てきた。

・腰痛はマシになったけど首に痛みが出てきた。

・腰痛はマシだけど、腕にしびれが出てきた。

などのように首や肩に関連した症状が現れてきた方は、より心配な状況ですので

早めにお知らせ下さい。

是非、今回の記事がぎっくり腰でお悩みのあなたのお役に立てたら幸いです。

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