院長の整体新書 – 整体ブログ –

接骨院・整骨院と整体・整形外科の違い

  • その他

どれも一度は聞いた事があるけど、違いについてはよく知らない方が大半だと思います。
しかし、どれもあなたの身近にあり、不幸にも数分後には受診が必要になるかも!?しれない存在です。
今回はそれぞれの違いについて書きます。
私の個人的な見解も含まれていますので予め、ご了承下さい。

接骨院・整骨院の違いと専門性について

柔整免許画像

まず、接骨院と整骨院は全く同様のものです。

所持している国家資格・筆記・実技試験の内容含めて全て同様です。

その両者を名乗る際に必要なのが「柔道整復師」という国家資格です。

この資格は、多くの方に知られていないのですが

・骨折(ヒビも骨折の一種です)
・脱臼
・打撲
・捻挫
・挫傷

という5つ”のみ”を取り扱う事が出来る資格です。

従って、筆記・実技共に国家試験の際にはこの5つに関連する事柄以外は問われません。

※もちろんその5つを診るうえで必要になる解剖学・生理学・運動学・一般的な内科・外科学などは問われます。

因みに、矜持整骨院では健康保険の取り扱いはございませんが、健康保険を使っている接骨院・整骨院でも「5つに該当したもの」のみ健康保険の適応が認められております。

上記の5つにおいても、手足の骨折もあれば首や腰などの背骨の骨折、手足の捻挫もあれば寝違えやぎっくり腰にあたる背骨の捻挫もあります。

しかし、基本的には背骨部分の施術法はほとんど学ばないとご理解頂いても差支えないと個人的には思います。

また、接骨院・整骨院ではレントゲン検査を行うことが出来ません。

柔道整復師の私が言うのは矛盾しますが・・・

「あなたの大切な子供さんやあなた自身がケガをしたらレントゲンを撮って安心したくなりませんか??」

もし、私自身に何も知識がなかったとしたら私は「整形外科でレントゲンを撮って欲しい」と思うだろうと思います。

現実的に、今日では接骨院・整骨院に来院される上記5つの方は決して多くはありません。

つまり、資格を取っても「5つのケガ」を診る機会がほとんど無い柔道整復師も多いのです。

従って、「5つのケガを診た(施術した)経験があるのかないのか」が同じ看板を掲げていても差が大きい部分となります。

余談ですが、私の学生時代は「ケガを診ることが出来る柔道整復師」がステイタスでした。

「ケガを診れないで開業したら、俺が潰してやる!」

今なら完全にパワハラ・・・(笑)

な一言を当時勤務していた院の院長から告げられたこともあります。

しかし、どれだけケガの患者様が多い院でも全体の4割以上をケガが占めている院はあまり聞いた事がありません。

私の場合は、資格取得後に整形外科勤務を選ぶことで「ケガを診れる柔道整復師」を目指しました。

整形外科勤務の最大のメリットは、すぐにレントゲンで体の中を確かめる事が出来ること。

医師の監督下で実際に診たり、触ったりしたことをすぐにレントゲンで確認出来る。

「これは骨が折れているな・・・」

「これは、ヒビか・・・」

「これは、捻挫だな・・・」

そのフィードバックを積み重ねられた事が、レントゲンを撮れない整骨院を開院している今になって大きな財産になっています。

歩ける骨折、動かせる骨折は山ほどあります。

捻挫と見過ごしてしまうような骨折も沢山あります。

実際に、私が初めて診たハッキリとした骨折の患者様は

「こんなの出産に比べたら平気よ!!遠慮しないで引っ張って(骨を戻して)良いわよ!!」

当時、21歳だった私を気遣って下さったかと思いますが、こう笑顔で仰る方もいます。

つまり、「痛みの自覚」はほとんど当てになりません。

「痛み」はあくまでも「一つの指標に過ぎない」ということをご理解下さい。

整体院とは??

整体については、国としての法制度や資格制度が存在しません。

従って、極端に言うと全て「自称」という扱いになります。

各団体の1day講習を受けたり学校に通った際には卒業時に公的でない免状や資格を与えられる事が大半です。

つまり、主婦のあなたも営業職のあなたも事務職のあなたも、中卒だろうと高卒・大卒だろうと「あなたが、この瞬間から整体師になることも可能」です。

また、あなたがこの瞬間から創始者になり今から名乗り・それを全国に広めることも可能です。

但し、一つだけご留意頂きたい点があります。

国家資格が無くても独自に勉強されたり、日本以外でその国の公的な免許を取得されてきている先生方もいます。

また、一回の施術料が数百円の接骨院・整骨院と比べ一回の施術で数千円の対価を頂いている国家資格のない先生方がいることもまた事実です。

背骨の施術法をほとんど学んでいない柔道整復師とそれを専門的に学ばれたカイロプラクティックや整体の先生のどちらの方が優れているかは私個人的には一概に言えないと考えています。

実際に私も既に雇われ院長だった約8年前から今日まで、国家資格が無い方々の勉強会に行っては1人、逃げ出したくなるような恥ずかしい思いを何度もした経験があります。

それ以降は、現在も含めて約8年、外部に学びに行き、毎日自分でも知識と技術を磨いております。

あくまでも私の個人的な意見なので、ご了承頂きたいのですが・・・

私が遠方に住む家族や友人を紹介する際には

ケガなら接骨院・整骨院か整形外科。

肩こり・腰痛など背骨系の症状ならば保険の利かない接骨院・整骨院、カイロプラクティック・整体に紹介しています。

もちろん、私にとって大事な方を紹介する訳なので資格や看板で選ぶことはしません。

また、いくつかの理由から口コミサイトや雑誌などのメディア掲載の有無なども一切考慮しません。

提供される技術は知識を基に提供されるものです。

提供する手法ありきで患者様を受け付ける訳ではないと考えています。

従って、院の施術メニューや先生のブログやプロフィールなどでどの程度の深い知識をお持ちで、どんなことにご留意してやられているかを確認したうえでお勧めしています。

整形外科とは??

整形外科は「医師免許」を持った先生が行っています。

医療系の国家資格は多く存在しますが、その頂点が医師免許です。

法的な「診断権」も医師にしかありません。

また、レントゲン・MRIなどの検査も医師の指示が無ければ撮ることは出来ません。

余談ですが、例えばレントゲン検査を担当する放射線技師の先生でも医師の指示が無ければレントゲンを撮る事は出来ません。

医師は診断や薬や検査・リハビリの処方、手術など医師にしかで出来ない業務が多く存在する為に(資格上は出来るけど)リハビリや手で行うような施術を医師が行う事はほぼありません。

また接骨院・整骨院で認められている骨折(ヒビ含む)と脱臼の2つの施術に関しては、「応急的な場合に限る」とされています。

様々な抜け道?も存在しますが、つまり接骨院・整骨院で骨折や脱臼の施術を受けた後に医師の元を受診することは必須とも言えます。

結局どこにかかるのが良いのか?

それは、あなたの症状にも左右されます。

ケガなのか、慢性的な症状なのか。

何をどうして欲しいのか。

目黒区祐天寺近辺にお住まいなのか、沿線なのか、それとも全く違うのか。

それらによって何が正解かは変わってくると考えます。

また、「資格」についてもあくまでも一つの指標に過ぎないと考えます。

もちろん、無ければ違法ですが、車の運転免許を持っている方が全員、運転が上手い・交通ルールを全て理解しているか、というとそんなことはありませんよね??(笑)

「整形外科に行っても何もしてくれない・・・」

「保険の整骨院に行っても電気をかけてマッサージするだけ・・・」

「色々な整体に行ったけどどこもイマイチで・・・」

この仕事をしていると患者様からこのような事を伺う事が多々あります。

今回お伝えの事を踏まえて頂くと「なぜ、そうなってしまうのか」がお分かり頂けたのではないでしょうか?

単純に「ミスマッチ」が起るとそうなるのです。

とにかく気持ちよくなりたいのに根本改善を謳う院に行ってもミスマッチです。

「骨盤矯正でダイエット」を目指しているのに、本格的な治療メインの整体院に行ってもミスマッチ。

※骨盤矯正で痩せられるかどうかは別ですが。

逆に、手術を勧められているような状態の方が、美容メインの院に行っても満足いく結果は得られません。

それを避ける為には

・ご自分がどうなりたいのかを明確にする。
・行こうとしているところがどんなカラーでどんな方針なのか電話でも良いので直接確認する。

ことが大切だと考えます。

同じ看板・同じ資格・同じ謳い文句・同じようなことしているように見えても提供できる「質」には大きな差があります。

多くのお仕事と同様に、「完璧を目指せばキリがない」し、「流そうと思えばいくらでも流せる」のです。

それが良いか悪いかを語る資格は私にはありません。

それで、患者様が良くて提供側も良いなら何も問題ないと思います。

大切なのは、あなたが満足できる結果が得られるかどうか。

その為の過程を安心して、納得して過ごせるかどうかです。

その為に是非、ご自分の物差しで冷静に「あなたの目的とあっているのか」を判断されることをお勧め致します。

あなたやあなたのご家族・ご友人など周囲に目黒区祐天寺近郊でお困りの方がいましたら参考にして頂けたら嬉しく思います。

その他 に関する患者様の声はこちら

    関連する患者様の声は準備中です

診療・予約時間