院長の整体新書 – 整体ブログ –

股関節の詰まり感・痛み・違和感について(変形性股関節症含む)

  • 股関節

股関節は、体幹と足とを繋ぐ重要な関節です。

つまり、股関節の問題は他の部分に影響を及ぼし、また他の部分の問題が股関節に長期間波及し続けた結果として、股関節の問題が引き起こされていることは珍しくありません。

今回は、そのような股関節についてです。

この記事は約2分で読み終えることが出来ます。

股関節のストレッチをしているところ

股関節の詰まり感・痛み・違和感は治るのか?

治るものと治らないものがあります。

治るものか治らないものかの判別については、レントゲン検査をすれば分かります。

可能であれば、レントゲン検査を受けた後に

・レントゲン画像をCDで頂く

・レントゲン画像をスマホで撮影する

などして、画像をお持ちのうえでご来院頂くことが望ましいと考えています。

股関節の詰まり感・違和感の原因

①【骨自体】の問題

②【関節】の問題

の二通りが考えられます。

①【骨自体】の問題

股関節は、骨盤と太ももの二つの骨から成る凹凸関係の関節です。

股関節の凹凸関係の図

この股関節を形成する

・太もも

・骨盤

の【骨自体】の形状が特殊な場合には、通常の凹凸関係が築けない為に

・詰まり感

・痛み

・違和感

が出てしまうことがあります。

<骨盤側の問題>

骨盤の凹が浅い図

 

骨盤の凹が深い図<太もも側の問題>

太もものくびれが少ない図

このような場合には、骨自体の形状を変えることが困難な為に、症状が完全に消えることは難しくなります。

骨盤側の問題の場合には、脱臼などのリスクが高まることから程度に応じて手術の適応になる場合もあります。

②【関節】の問題

前述の通り、股関節を構成しているものは

・骨盤

・太もも

です。

股関節の位置関係の図

この両者の間隔が通常よりも狭くなってしまうことを

【変形性股関節症】

と言います。

【変形】と聞くと加齢だから仕方ないというイメージを持たれる方も多くいます。

間違いではありませんが、

【なぜ、股関節が変形しなければならなかったのか??】

という視点で見ていくと、改善が望める場合があります。

つまり、股関節ではなくて股関節以外の部分の問題を長期間放置したが為に問題が股関節に波及してしまったのではないか・・・と考えます。

股関節は

・膝

・骨盤の仙腸関節や腰仙関節

という関節に上下を挟まれた関節です。

つまり、股関節に負担を掛けたり掛けられたりという身近な関節になります。

この両者または、どちらかの関節に問題が生じていたとすると股関節の症状は出やすくなります。

従って、この場合で言うと問題のある両者、またはいずれかを正していくことが股関節の症状を改善するうえで不可欠になります。

※ここで言う「問題のある」というのは必ずしも、「痛みがある」ということではありません。痛みが無くても検査をすると問題が残存していたりすることを指しています。

◎腰についてはコチラをお読みください。腰痛の原因・タイプ別にみる対処法

◎膝についてはコチラをお読みください。階段の上り下りで感じる膝の痛み

補足として、実際の話をすると前述のように

・膝

・仙腸関節・腰仙関節

の両者に隣接する

・膝であれば足首

・仙腸関節や腰仙関節であれば腰や首の関節

の問題・・・というように繋がりを意識して検査して問題の部分を正すことが股関節の症状を改善していくうえでは不可欠です。

股関節のストレッチ・エクササイズについて

前述の通り、股関節の症状でも内部の状態は異なります。

つまり、何をどう施すべきか?も異なります。

【骨自体の問題】で、

・つまり感

・違和感

を感じている場合に、股関節の可動域を出すようなストレッチを行うと【関節唇】という部分を損傷する恐れがあります。

なぜなら、【曲がるハズのない状態にも関わらず、無理やり曲げようとするから】です。

関節唇を傷めると問題はより長引き、(関節を構成する組織を傷めたことになるので)変形性股関節症への移行のリスクが高まります。

・股関節のストレッチ

・股関節のエクササイズ

・股関節の治療を受ける

・股関節の手術を受ける

これらは、股関節以外の問題が改善した後に行うべき内容です。

そして、股関節自体に改善困難な状態があるのであれば、股関節自体に執着することは危険です。

何をするか?

よりも

股関節の内部がどのようになっているのか?

をまず把握し、それに準じた方法を選択されることをお勧め致します。

股関節自体が問題の場合の治療

ここまで述べてきたようなことが全て、該当しない場合には股関節自体に手を施します。

股関節を曲げた際に図

一例ですが、股関節を曲げると左図のような現象が起こります。

股関節を曲げた際に

・詰まり感

・痛み

・違和感

がある場合には、右図にあるような股関節の後面の硬さなどの問題が考えられます。

その部分の問題を解消する為に筋膜リリースをはじめとした方法で柔らかくしていきます。

股関節後面の硬さが改善すると、股関節を曲げた際の正しい動きが回復します。

その結果、

・詰まり感

・痛み

・違和感

が改善することになります。

今回の内容が股関節の症状にお悩みの方の何かお役に立てたら幸いです。

 

矜持整骨院
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