院長の整体新書 – 整体ブログ –

矜持整骨院の特色と目的について

  • 治療哲学・想い

当院は、医師や整形外科でフォロー出来ない方々の受け皿になりたくてこの仕事を志した私(柄澤)が、自分の患者時代の理想を追求、体現する為の最善策として独立開院した院です。

※混同されがちですが、癒しやリフレッシュ目的のリラクゼーションではないので明確な区分けをお願い致します。

医師の仕事は、「黒か白か」「病気か病気でないか」を命の為に見極め、助けるのが大前提です。私の仕事は「黒ではないが白でもない」「とりあえず湿布と痛み止めで様子を見て下さい」と分類される方を何とかすることです。

具体的に言うと、例えば腰痛で「骨と骨との間が狭くなっているから…」と医師から言われるような場合。医師は手術の有無を第一に診ています。私は「なぜ、そこの骨の間だけ狭くなったのか?」「なぜ、狭くなったら腰が痛むのか?」「なぜ、常時狭いハズなのに常時痛くないのか?」を診て考えています。

同じ西洋医学でも、事象に対する解釈の違いが特徴になります。日常的に患者様のお身体からのフィードバックを含め、全患者様を掘り下げている訳なので、経験を積めば誰でも「共通項」に気付きます。だから、将来の状態、予防法や無関係に思える症状や状態との関連性が分かるので、それを考慮してご提供しています。
 
この仕事における私の最大の心配事は「今現在、頼りにして下さっている方の5年後、10年後…に今現在、私がご提供している施術がお役に立てているか否か」についてです。前述の通りに将来を見越した施術のご提供はしていますが、数年後のことは正直誰にも分からないとも思っています。人間は年齢を重ね、その過程で身体には様々な変化が起こります。それを含めたとしても先々に、「施術を受けていて良かったと感じて頂けるようにするには何をご提供したら良いのか?逆に何をご提供するべきではないのか?」を自問自答しながら日々行動しております。
 
医師免許が無いどころか医学部に入学すらしてないので怪しまれることは当然です。第一に私自身が医師と同等または優っているとか、自分が人を治せるとか、そんな思い上がりは微塵も持っていません。自分自身が一番に自分を疑っているからこそ、診療前は毎日神経質になります。だから、精神安定剤の意味も込めて資格をとって18年経つ今も大半の現役生よりも長く机に向かって、プロとして患者様に失礼がない様にと努めています。
 
「なぜ、痛むのか」「なぜ、押すのか」「なぜ、そこの部分に施すのか」「なぜ、その強さ・その種類の刺激なのか」「なぜ、再発・慢性化するのか」「施した刺激は脊髄と脳のどこをどの様に通過して脳に伝わった結果、効果に昇華されるのか」資格試験の様に“範囲がある訳では無いので“掘り下げれば、分かっていないことは沢山あります。曖昧な施術は曖昧な結果を生むと思うので、それを潰していくことで不安を消しています。
 
当院でお力になれない状態、キャラクターの方も事実としています。でも、私は現にこれで生活しているので、お力になれる方がいることも事実だと認識しています。当院が出来ないことは出来る院に任せて、当院にしか出来ない方を取りこぼしなく完璧に近い形で改善に導く。その結果、私も笑って穏やかな生活を送れる訳なので、自らの手でそれを掴み取って生涯離さないでいられる様にと、日々そこを目指しています。
 
これが、矜持整骨院の特色、存在する目的になります。受診をご検討中の方は、ご自身のご希望と合致するかをお考え頂く参考になれば幸いです。

 

 

矜持整骨院
診療時間
08:00-12:00
16:00-21:00
  • 水(第2, 4, 5)は午後休診
  • 土は14:00まで

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