院長の整体新書 – 整体ブログ –

捻挫

  • ケガ

捻挫とは、 関節を「くじいた」「ひねった」ことにより 関節を守る為に存在している靭帯や関節包などが伸ばされたりして傷めた状態を指します。

「くじいた」「ひねった」程度や力の掛かり具合によって骨折や脱臼になります。

突き指や足をくじいた経験がある方も多いと思います。

また、ギックリ腰やムチ打ちも捻挫に含まれると考えて頂いて結構です。

今回は、割と一般的な捻挫についてです。

捻挫の際ご自身で出来る対応については↓をお読み下さい。

この記事は約2分で読み終えることが出来ます。

捻挫はレントゲンを撮らなくても分かるのか?

「捻挫」は、「どの様に傷めてしまったのか?」という情報を頂ければ力の掛かり方を推測していくことで捻挫の程度やどこのスジが捻挫したのかの大方の見当がつきます。

下の図では外くるぶし側が傷んだことが推測できます。

問題は、「捻挫止まりなのか」「骨折(ヒビや剥離)が有るのか無いのか」になります。

つまり、【骨折を否定すること】が重要であり、患者様でもその点が一番気になるところだと思います。

骨折の有無は、【レントゲンが無くても分かる場合と分からない場合があります】。

次項では、どのような方法で骨折の有無を調べていくのかを説明します。

捻挫か骨折・ヒビかの判断方法

①押したらどこが痛いのか

上の左の図は、靭帯が傷んでいる「捻挫」の場合に押して痛みが出る部分です。

右の図は、骨が傷んでいる「骨折」の場合に押して痛みが出る部分です。

この判別の為には、靭帯と骨との違いが分からないと当然ながら判断出来ません。

また、どちらにも痛みがある場合や、腫れが強かったりするとどちらも痛く感じる場合があります。

②離れた部分から傷んでいるであろう部分に力を加えて痛みがあるかどうか

上の図の左は「軸圧痛の有無」を調べる方法です。

骨折が疑われる同一の骨の軸圧を掛けることで、患部に痛みが出るかどうかを調べます。

右の図は「介達痛」を調べています。

例えば、矢印の付近を軽くトントンと叩打してみて、患部に痛みが出るかどうかを調べます。

これらの方法や腫れの程度、内出血の程度などを複合的に考えていくことで、

【捻挫止まりなのか骨折(ヒビ)があるのかどうか】を判断します。

この項で皆様にご理解頂きたいのは、「決して経験則だけで判断する訳ではない」ということです。

「レントゲンを撮らないと不安・・・」

こう仰る方の気持ちも分かるし、それを否定するつもりは全くありません。

私は整形外科勤務時代に毎日レントゲン検査前の患者様の患部を触って「これは捻挫」「これは骨折」と予想して直後のレントゲン画像と医師の診断によって答え合わせが出来るような機会に恵まれていたので、自分でもこの様な判断には自信もあります。

でも、経験を積む前に国家試験の為に「柔道整復理論」というものを学んだ後に積んだ経験だから身についてきたのであって、決してスピリチュアルな感覚によるものではないことをご理解下さい。

もちろん、視覚化する為のレントゲン検査や(近年、業界では必要性が叫ばれています)超音波検査はもちろんあるに越したことはありません。

でも、そういったものが無くても判断可能な場合も決して少なくないことを知って頂けたら嬉しいです。

骨折が疑われる場合

前項のような情報を基に骨折が疑われる場合には、お渡しする紹介状をお持ちになって整形外科にてレントゲン検査を受けられ然るべき治療を受けられることをお勧め致します。

骨折に対して、傷めた直後の段階で「手による治療」で出来ることは残念ながらありません。

傷めた部分や程度によってはギプスなどで一定期間動きを制限し、骨がくっつくのを促すことが必要になります。

また、これは当然ながら「捻挫止まりか骨折があるか微妙な場合」には、レントゲン検査をお勧めしています。

【大は小を兼ねる】ように、骨折の治療を受けても捻挫は治る可能性が高いですが、捻挫の治療をして骨折が良くなることはリスクが大きくなります。

捻挫の場合の治療

捻挫には軽度・中度・重度の三段階があります。

当然ながら、程度に応じた治療が必要です。

「痛みがなくなれば良い」

というだけであれば、極論を言えば大半の捻挫は放置しても時間が解決してくれます。

ただ、後に

「関節の可動域の減少」

「変形の助長」

「体は鎖のように一箇所の捻れ・異常が波及的に離れた部分にも及ぶので他の症状の原因になる」

ことを防ぎたいのであれば、知識のない方がご自分で何とかするにはやや無理があります。

捻挫で靭帯を傷めたとします。

靭帯の役目は、関節(骨と骨のつなぎ目)がズレない・外れないように抑えているバンドのようなものです。

つまり、靭帯が傷んだということは、関節がズレそうになった、外れそうになったことになります。

それなのに、湿布を貼るだけとか冷やすだけとか安静にするだけであなたは良いのですか?という点が捻挫の際には重要になります。

傷んでいる時は、関節が不安定な状態の為に正すことも難しくはありません。

しかし、靭帯が治りかけや治ってしまった後になれば正すことは難しくなるし、当然不可能なものや時間がかかるものも存在します。

これは、手足の捻挫ではなく腰の捻挫であるギックリ腰や首の捻挫であるムチ打ちも同様です。

「たかが捻挫されど捻挫」

関節の位置関係に微妙なズレが生ずれば可動域に影響が出ます。

可動域に影響が出れば、その部分の血流や代謝に影響を及ぼします。

代謝が悪ければ新陳代謝が低下するので、変形が進行しやすくなります。

変形が進行すれば、治りにくくなりいずれは手術しか方法がなくなります。

放置や湿布だけ、冷やすだけ、安静にするだけが悪いと言っている訳ではありません。

これらのことを踏まえたうえでご判断されていますか?

という視点から書かせて頂いております。

「関節を正してもまたズレてしまうのですよね?」

予断ですが、(過去の捻挫を起因とした)慢性的な症状の方からこのように伺うこともたまにあります。

ネガティブなイメージでそう思われる方もいると思いますが、一時的にでも正せば、先ほど述べた変形の悪化は一旦停止します。

動きが良くなれば新陳代謝が活性化し、組織の再生を促すことになります。

つまり前述のズレから手術までの過程を逆行していくことになります。(それが症状が変わるまで、レントゲン画像などで改善が認められるまでいけるかどうかは、治療開始時の程度によります)

ズレから変形に至り、後の手術を防ぐことがもしご要望であれば、ズレている時間を1日でも短くすることは私は意味のあることだと考えてご提供しています。

この点においても当然ながら、それが全員の方にとって最良の方法とは考えておいません。

何がご自分の人生にとって最良なのかは、ご自分で決められることだと思います。

是非、この記事がその判断材料の一つとしてお役に立てたら光栄です。

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