院長の整体新書 – 整体ブログ –

カイロプラクティックは「骨をボキボキする」だけのものではない

  • めまい

カイロプラクティックは日本において国家資格がない為に、“技能面と知識面の両方”を必要水準で学ぶことが困難です。従って、通院先を選ばられる立場の方も“カイロプラクティック“を理解していることはほぼ皆無です。カイロプラクティックをご理解頂くことで1人でも多くの方が現状を打破する一助になれれば幸いです。

カイロプラクティックとは何なのか?

カイロプラクティックは神経をメインターゲットに、整体やマッサージは筋肉や骨格・内蔵をメインターゲットにしています。「内臓」「筋肉」「骨」等を司令塔である脳と繋いでいる神経。カイロプラクティックは、脳に出入りする12対の脳神経と25対前後の脊髄神経の働きを正常化し、円滑に生命活動が送れることを目的としています。(自然治癒力を高めると表現されているのはこの為)

体は、生活習慣によってカスタマイズされている

例えば「自宅でTVが右側にあるのでいつも首や目を右に向けて見ている」場合。目の動きは片目で6つの筋肉が行い、その筋肉を動かす為に3つの脳神経が担っています。今回の例では、右目は外側に左目は内側を向いていることが多いので、それを担う右目の外転神経、左目の動眼神経という神経が過度に働きやすくなっています。その情報は脳に到達して統合されてその結果が「行動」に反映されて各個人向けにカスタマイズされています。過活動している神経があれば活動低下している神経もある訳なので、活動低下の神経が走行している部分(例えば、中脳や橋などの延髄)の働きが低下することで顔面神経の問題が生じていたり内耳神経という神経の問題で平衡感覚やめまいを生じる可能性があります。

カイロプラクティックで何が出来るのか?

予防を目的とした場合、改善を目的とした場合に分けてお伝えします。

予防目的であれば、「カスタマイズされたあなた仕様の体に不慣れな状況や状態を適度に与えること」をします。前述の例で言うと「月1で左も向けるような状態にしておくケース」と「数年間も右を向くことに特化した状態のケース」では人間は加齢変化が避けられないので後々の体が変わってくることは容易に想像出来るでしょう。

改善目的であれば、「不足している機能は何なのか」を、見つけ出すことが全てです。脳に入力された情報を元に行動プログラムが組まれてカスタマイズされています。入力不足な情報が何で、その入力不足を補うには、体のどこにどの刺激を与えるべきか。それが関節に対する矯正であれば「アジャスト」という背骨に対する矯正を行います。(多くの方が想像するカイロプラクティックはこの部分)でも、それが筋肉や前述の例の目であったりする場合もある訳です。カイロプラクティックは神経をメインターゲットにしているので、「ただ単に骨格矯正をする」技術屋ではありません。

※もちろん、各症状に応じてメインターゲットである神経を一旦置いておいて、整体的な診方で物理的な根本改善を行うこともできます。

カイロプラクティックで奇跡は起こるのか

カイロプラクティックは、体の各器官をリンクさせている神経をメインターゲットにしているので適応する状態や症状は多くあります。それが「怪しさ」を生んでいるとも思うのですが、当然ながら不可能なケースも沢山あります。

「ぎっくり腰が1回で改善することを奇跡と呼ぶ方」

「手術をしてもイマイチだった症状が改善することを奇跡と呼ぶ方」

「何をしても子宝に恵まれなかった方が恵まれたことを奇跡と呼ぶ方」

「発達障害や学習障害の改善を奇跡と呼ぶ方」

症状をメインターゲットにしている訳ではなくて、神経をメインターゲットにしているから起こり得ることです。でも、前述の通りに「このような結果に結びつかないケースも全体で見たら相当数あります」。言えることは「奇跡」のように思えるケースでも全て医学に基づいて行うものなのです。医学は万能ではないし、医学が進歩しても救えないケースもあります。元の医学知識は同じでも実際に用いる方法や患者様を診る角度がカイロプラクティックと西洋医学は異なるだけのことです。

是非、今回の記事がカイロプラクティックについて少しでもご理解を深めるきっかけにして頂けたら非常に幸せです。

矜持整骨院
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