30・40代に多い「ぎっくり腰」に対する整体について
荷物を持った瞬間、起き上がる瞬間、体制を変えた瞬間、“瞬間に腰に激痛が走ったもの“がぎっくり腰です。正しい対処が出来るかどうかで、繰り返したり、年齢を重ねた際に問題になることが多いのでこの記事が正しくご理解頂く一助になれば嬉しいです。
ぎっくり腰は安静にすべき?
ぎっくり腰は、靭帯や筋肉が部分的に損傷した「ケガ」です。従って、その部分をマッサージしたり、温めたりするのは厳禁です。鍵は「傷んだ靭帯や筋肉が修復しやすい環境を整えること」。その為には関節の位置関係を元の状態に戻して、「傷んだ靭帯や筋肉の断端が近づくような状態にしておく」ことで修復を最短で行うことが出来ます。当然、結果として再発リスクの軽減や早期に日常生活に戻ることが可能になります。ただ安静にするよりも早期に施術を受けることをお勧めします。
ぎっくり腰の際にスグにすべきこと
「冷やす」ことです。軽視されがちなアイシングですが、これだけでも大半のぎっくり腰は何とかなります。大事なのは方法とどの位行うかという点。「かじかむ位」「感覚が鈍くなる位」まで氷や保冷剤で冷やして下さい!当然、凍傷リスクや体が冷えて風邪をひくリスクなどはご自身で考慮して下さい。湿布は、アイシングとは効果的に別物です。とにかくして頂きたいのは「アイシング」になります。
ぎっくり腰は必ず良くなる
ぎっくり腰はケガなので、本来は右肩上がりで良くなるものです。逆に改善が乏しい、ゆっくりな場合には「間違ったことをしている」ことになります。特に傷めた直後の対処法は後の明暗を分ける可能性が高いです。激痛がゆえに心配になると思いますが、まずは落ち着いて「アイシング」「受診」をして下さい。正しいことをすれば必ず良くなります。
ぎっくり腰がもたらす将来的なリスク
ギックリ腰を繰り返すとヘルニアになるリスクが高まります。ギックリ腰は一時的なもの、ヘルニアは長期的に問題を引き起こすものです。ぎっくり腰の処置がイマイチだと再発を繰り返す可能性があります。つまり、将来的なリスクを下げる為にも適切な処置や施術が大切です。
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