院長の整体新書 – 整体ブログ –

顎関節症・口が開きにくい方への整体・カイロプラクティック

  • 顎関節

☑口が開きにくい。

☑口を開くと顎が痛い。

☑美容ではなく症状を改善したい。

☑歯列矯正前の下準備として検討している。

顎関節は、体の中でも最上位にある関節なので首より下の姿勢や傾きの影響を受けざるを得ない関節です。「顎も身体の一部」と捉えると歯科以外でも改善し得る事がお分かり頂けると思います。

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顎の不具合の原因

①顎自体が原因の場合

②顎以外の部分が原因の場合

の二つが存在します。誰でも出来る見分け方としては、「意図的に姿勢を正した状態で、口の開きやすさや顎の痛みが改善されるかどうか」です。もし、姿勢を正す”だけで”変化する場合には「顎自体の問題ではない」可能性が高くなります。

当院で対応可能な顎関節症

顎関節症は程度によって1度~3度までに分類されています。その内の3度「動かないもの」に関しては当院では対応出来ません、また、余談ではありますが、その場合には2週間以内に戻す必要があるので早期の歯科受診をお勧めしています。それ以外は「原因の見極めを含めて」当院で対応可能です。但し、「顎を介してフェイスラインを変えたい」「顎のズレが美容的に嫌なので改善したい」という様な美容目的の施術は出来ませんので予めご了承ください。

顎関節症に対する治療

下顎骨を下に引っ張っている筋肉の図

↑下あごの位置は体幹からの筋肉のテンション”でも”変わる一例。

施術によって姿勢を変えたうえで顎の再チェックをします。それで改善していれば基本的には顎に手を施す必要がありません。もちろん、個人差はありますが、私が診させて頂いている顎に症状がある方の9割位はこのケースです。それでも、顎の異常が残っている場合には、「軽い力で誘導する程度」の矯正を行います。顎は元々動きが大きい関節なので、通常はそんなに派手な矯正は必要がなく「そんなに軽い力でよいのですか?」と患者様に言われることが多いです。(口の中に手を入れるような矯正は致しません)尚、「姿勢を正すにはどこを正すべきか?」は↓の記事をご参考になさって下さい。

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噛み合わせ治療・歯列矯正前の整体・カイロプラクティックがお勧めな理由

側頭骨と下顎骨の図

上の歯と下の歯を合わせることが「噛み合わせ」です。上の歯は上顎骨で下の歯は下顎骨に生えているので、言い換えると「上顎骨と下顎骨を合わせることも噛み合わせ」です。「上顎骨は頭蓋骨として一塊なので頭と下顎骨を合わせることが噛み合わせには不可欠です。」頭と下顎骨が合っているにも関わらずに嚙み合わせが合わないならば歯の問題でしょう。私が歯列矯正や噛み合わせ治療を検討する立場であれば頭の位置を正してから受けます。理由は、その方が無駄なく・効率的だと考えるからです。

耳の閉塞感と顎との関係

高低差を感じると耳抜きが必要な閉塞感を耳に感じた経験は誰しもがあると思います。あくびでそれが「抜ける」経験も同じでしょう。耳管狭窄症や耳管開放症という病名の方の中には、顎と耳の働きを司る神経と脳幹部分の機能的な繋がりが一因で起こっている方が存在します。耳鼻科で然るべき治療を受けても改善が乏しい場合には顎を含めた体全体に目を向けて見ることをお勧め致します。

矜持整骨院
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