院長の整体新書 – 整体ブログ –

頚椎(けいつい)症ってなに??

  • 首痛

パソコンに向かうものの、

「何についてブログを書こう・・・」

ブログの方向性が全く思い浮かばずに約二か月。

昨日、やっと書くことができた私は家に帰りテレビをつけました。

たまたまやっていた番組で、頚椎症についてやっていました。

なんて私はツイているんだ(笑)

内容を見ることもなくテレビを消し、早速パソコンに向かっています。

今回はそんな?頚椎症についてです。

※頚椎症は、ある一つの状態を指したものではなく頚椎という首の骨の変形により引き起こされるものの「総称」だという事をご理解下さい。

首の骨(頚椎)の構造について

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あなたは専門家になる訳ではないと思いますので、各名称・数などは覚える必要はありません。

しかし、「複雑な構造であること」を理解しないと簡単に考えてしまい、自らの手で思わぬ問題を生じさせてしまった方に遭遇することは多々あります。

「へぇー、良く分からないけど複雑そうだから適当なことはしないでおこう・・・」そう思って頂けたら書いた者として非常に嬉しく思います。

頚椎は7つあります。

頚椎と頚椎の間には、椎間板というクッションが存在します。

そして頚椎には前彎というカーブがあります。

7つの頚椎がそれぞれ地面に平行ではなく、少しずつ傾きを変える事で「結果として」7つの頚椎全体が前(喉がある側)に突出したカーブを呈しています。

この前彎(前カーブ)があるお陰で私達は体重の約1割もある頭の負担を逃がすことができます。

また、頚椎の下には胸椎、胸椎の下には腰椎と繋がっています。

胸椎は、後彎(後ろカーブ)。

腰椎は、前彎(前カーブ)。

となっており、正確には頚椎だけでなく胸椎・腰椎を含めた背骨全体で頭の負荷を逃がしています。

なぜ、頚椎が変形するのか?

原因は、経年劣化です。

10年しか背骨(首)を使っていない10歳の方と40年背骨(首)を使っている方では、負担をかけてきた年数が大きく違います。

しかしながら、40歳でも60歳でも80歳でも頚椎症の症状が無い方もいます。

つまり、単純な加齢変化だけでは無いのです。

また、前述の通り頚椎は7個あります。

しかし、あなたの頚椎を見ても7個が同程度に変形している訳ではありません。

それは、なぜだと思いますか??

答えは、それぞれの骨に掛かる負荷が異なるからです。

先ほど述べたように頚椎は7つそれぞれが本来は「微妙に傾いている」ものです。

つまり、負担が少ない部分、負担が大きい部分というのがある程度決まっています。

また、胸椎・腰椎の上に頚椎が存在している都合上、胸椎・腰椎との兼ね合いでも負荷の掛かる部分が変わってきます。

骨の変形の代表的なものが骨棘(こつきょく)です。

骨の一部分が棘(とげ)のように出っ張ってしまっていることを意味します。

この骨棘がなぜ出来るかというと「特定の部分に長年負荷が掛かっている」からです。

変形を起こさせない為にはどうすれば良いのか?

長年使っていると骨の角が丸みを帯びるなど多少の変形は起こると考えます。

しかし、骨棘のような状態になるにはただの摩耗では説明がつきにくいと考えます。

骨棘を予防するには「特定の部分に負荷が掛かりっ放しにならないようにする」ことです。

骨棘は、一朝一夕に出来上がるものではありません。

つまり、それを防ぐにも日ごろの心掛けが大事になります。

具体的には、デスクワークの方はモニターの高さ・椅子の高さを1週間単位で微妙に変える。

可能であれば、デスク上の配置を少し変えて「いつも右を向いている」とか「いつも左を向いている」といった偏りをなくす。

ことが大切です。

高さを変える事で、背骨の負担が掛かる部分を変えることができます。

例えば、頚椎の7番にいつも掛かっていた負担をその上の頚椎6番にしたり、下の胸椎1番にすることが出来ます。

また、余談ではありますが、首の上の方の問題で頭痛が出ている方の場合。

目線に応じて頚椎の上の部分は動きます。

つまり、目線を変えることで頭痛の改善に繋がる「可能性」があります。

日頃の心掛けで大事なこと

ここで重要な点が2点あります。

①1日24時間中、何をしている時間が一番長いのか?を知ることです。

例えば、上記のように職場では変化をつけたとしても自宅にいる時間が職場にいる時間よりも長かった場合。

自宅での偏りを減らした方が、将来的には有益になります。

スマホを見ている時間がテレビを見ている時間よりも長かった場合。

スマホを見る時の姿勢を改めることの方が重要です。

こう述べると当たり前に聞こえるかもしれませんが、意外と「ご自分が思っている・感じている」のと実際の生活における時間配分は違いがあると思います。

②「あなたにとっての適量は、やってみなければ分からない」ということです。

例えば、予防や改善の為にある肩甲骨を動かすエクササイズをするとします。

同じ40代でも日頃から体を動かしていて代謝の良い方と一切運動をしない方の適量は同じではありません。

また、「肩甲骨の状態が左右で異なる方」の適量も同様です。

右肩にとっては十分でも左にとっては不足しているという場合もあります。

肩甲骨にとっては有益でも二の腕との関係性を考慮しなかった為に肩の関節に無理を強してしまう。

結果的に、肩の関節を傷めてしまうこともあります。

予防・改善のエクササイズが新たな症状の原因になってしまっては本末転倒なので注意が必要です。

頚椎症の予防の為には

体の異常を正してから(異常がない事を確認してから)推奨されているエクササイズを実行することです。

背骨は24個あるのですが、それぞれの間で動くようになっています。

背骨が1本の棒の様になっていたら体を曲げ伸ばししたり捻ったり出来ませんよね??

それぞれの骨の間で動くからそういった動きが出来るわけです。

しかし、前述の様に特定の姿勢を取っていると負担がかかる部分が自ずと決まってきます。

そして、その部分の骨と骨の間がロックしてしまい動きが乏しくなります。

そうなると、その部分には動きが乏しい為に代謝不良が起こります。

つまり、修復されにくいので悪い変化(加齢的な変化と言われるものも含む)が起こりやすくなります。

行く行くは、これが変形に繋がるわけですが仮に1か所動きが乏しい部分があったとすると残りの部分でそれをカバーしようとします。

ロックしてしまっている部分にもよりますが、多くの場合に1か所くらいでは自覚症状としては現れません。

しかし、その状態でモニターや椅子の高さを変えた場合、残りの部分に更なる無理を強いる場合があります。

結果、それが新たな異常を招き症状に繋がってしまう可能性があります。

これは、専門家が背骨を一つずつ触診することで発見する事ができます。

ロックしている部分がどこか分からなければ改善しようがありません。

また、ロックしている部分をエクササイズで改善させることも不可能です。

エクササイズでは、主に筋肉にフォーカスしており関節の問題を改善させるためのものではありません。

専門家が背骨を正して、あなたがエクササイズをする。

これが、正しい方法だと考えます。

頸椎症を良くするには

頚椎症は頸椎という首の変形によって起こるものです。

頸椎の変形を正すことは、残念ながら不可能です。

手術で変形部分を切除したりしますが、正している訳ではありません。

しかし、繰り返しますが頸椎は7個あります。

背骨全体でみると24個あります。

一階部分が傾いている家の二階、三階部分だけを治そうとしても難しいですよね??

症状を改善するには状態を変える必要があります。

手術では骨を削ったりして、状態を変えています。

手で状態を変える場合には、一見遠回りな様に見えても離れた部分を改善させることが得策な場合は多々あります。

骨棘があっても症状がある方と無い方がいる

「骨棘が問題を起こさないような状態」を作ることで自覚症状の改善を図ることを目指すのが、当院で行っている方法です。

ぜひ、あなたはもちろんですが、ご家族やご友人でお困りの方がいましたら参考にして頂けたら嬉しく思います。

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