院長の整体新書 – 整体ブログ –

整体による骨盤矯正で得られるメリット

  • 産前・産後

あなたも一度は耳にした事がある「骨盤矯正」。
骨盤矯正で、ダイエット効果や体の不調が取れたり・・・
聞いたこともあるし、興味はある。
けど、詳しくは知らない方の為に今回は「骨盤矯正」について述べたいと思います。

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骨盤ってなに?

まず、「骨盤」は一つの骨ではありません。
骨盤は「寛骨」と「仙骨」という骨を合わせたものです。
更に寛骨は「恥骨」「坐骨」「腸骨」という三つの骨を合わせた名称です。
寛骨は、三つの名称に分ける事ができますが
・前側を恥骨
・下側を坐骨
・他を腸骨
というように部分によって名称が異なるだけです。

つまり、産後などに耳にする「恥骨痛」。
恥骨がズレていたりすることも要因なのですが、厳密には「恥骨だけ」がズレている訳ではありません。
坐骨も腸骨も同様にズレていることになります。
寛骨と仙骨は、背中側では「仙腸関節」という名称で連結し、お腹側では「恥骨結合」という名称で連結し、「骨盤」という一塊を形成しています。
仙腸関節と恥骨結合によって形成された骨盤は、中は空洞です。
そこに内臓が入っています。

また、出産の際には、その空洞の下面が赤ちゃんの通り道にもなります。
従って、骨盤の内腔が狭ければ難産、広ければ安産になる可能性が高いとも言えます。
骨盤の上には背骨があり、頭・腕があります。
なので、骨盤は「土台」と表されることもあります。
土台が傾けば、上も傾く・・・これは体に限らず簡単に想像する事が出来ると思います。

しかし、私達の体と建物の違いは、骨盤の下には足があるということです。
建物のように「固定されている訳ではない」のです。
だから、上が傾くから土台が傾くこともあるし、そもそも足に問題があれば土台と表される骨盤すらも傾く事があるのです。

骨盤の考え方

これらは、あくまで治療の哲学として
・骨盤が全ての土台と考える先生方
・足が土台だと考える先生方
・逆に、上位にある頭(首)に合わせて下にある骨盤が動くんだという先生方
という様にそれぞれ異なった考えを持っています。
因みに、当院の考えでは、ケースバイケースだと考えております。

骨盤矯正ってどんな時に受けるの?

簡単に述べると、「骨盤に問題がある」場合です。
これは馴染みのない考えかもしれませんが、「症状があるから骨盤に問題がある訳ではありません。」
つまり、「症状があるから骨盤矯正をする訳ではない」のです。
症状がある、尚且つ骨盤に問題がある、だから骨盤矯正をする。
症状はない、けど骨盤には問題がある、だから骨盤矯正をする。
という様に判断すべきものだと考えます。
ですが、あなたは意外に思うかもしれませんが「骨盤矯正」という定義がありません。
・「骨盤」という一塊を正すもの
・「寛骨」と「仙骨」間の問題を正すもの
という2種類があります。
善し悪しの問題ではなく、「あなたの骨盤の状態」によって本来は決めるものなのですが、前者と後者では、行っていること・目指している事が全く異なるのです。

前者は【骨盤調整】と言われることもあり「骨盤」と骨をターゲットにしている様に見えて、「筋肉」を正す事によって行われます。
なので、ストレッチなどで自ら行う事も可能です。

後者は、「骨を」ターゲットにしている為にご自分で正す事は出来ません。
つまり、「骨盤矯正」という言葉に踊らされないように注意が必要です。
一般的に、ご自分の感覚で骨盤の問題に気が付く事は稀です。
鏡を見て、周囲の人から言われて、日頃の生活を振り返って・・・といった具合で骨盤の問題を”疑う”方が大半です。
特に後者の「寛骨」と「仙骨」間の問題は、専門家でも把握するのに鍛錬を要します。
信頼できる専門家の判断を踏まえて、骨盤矯正をすべきかどうかを決める事をお勧めします。

骨盤矯正は非常に有効ですが理解しなければいけないこと

骨盤矯正は、非常に有効なものです。
「効果が出ないだけ」であれば、お試しで骨盤矯正を受けてみる事に何ら異論はありません。
有効なものであるだけに、”良くも悪くも”効果が出てしまう事をご理解頂きたいと思います。
そして、その「効果」は揉み返しの様に、すぐに現れるものだけではありません。

体は、骨盤・首・足など、個別に動いて・働いている訳ではありません。
一か所が動けば他も動いて、一か所がダメなら他がそれをカバーする事で一つの「体」として動き働いています。
骨盤矯正は、良い指導を受けてセンスがある人ならば、すぐに出来る様になります。
(私は非常に苦労しましたが・・・)
しかし、骨盤が本当に悪いのか、骨盤を矯正すべきなのか、は知識と経験が無ければ分かりません。

是非、あなたはもちろん、あなたのご友人やご家族が正しくご理解頂き骨盤矯正を有効活用して頂けたら非常に嬉しく思います。

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