院長の整体新書 – 整体ブログ –

むち打ち

  • 交通事故・むち打ち

むち打ちの原因として最も多いのが、車に乗車中の追突事故です。

一度、むち打ちになると心配なのがその後の後遺症・・・

今回はそんなむち打ちについてです。

この記事は約2分で読み終えることが出来ます。

むち打ちとはどのような状態なのか?

追突されてしまった場合、追突してしまった場合のどちらも起こり得るのが”むち打ち”です。

速度・衝撃に応じて異なりますが、”むち打ち”とは名前の通り首が前後に「鞭(むち)のようにしなって起こる」ものです。

頸椎という首の骨は7個。

胸椎という骨は12個。

腰椎という骨は5個。

衝撃に応じて、「首だけで」しなってしまった場合、「背中も」しなってしまった場合・・・など”範囲の違い”はあれど頸椎や胸椎といった背骨がしなることで起こります。

体の深い部分から見ていくと、背骨があって、それを守る靭帯や細かい筋肉があります。

それらの表層によく耳にするような有名な筋肉がついています。

大きい動きは、主に表層の大きな筋肉によって行われています。

小さな動きは、主に深層の小さい筋肉によって行われています。

むち打ちの場合には、何度も述べていますが「しなり」が生じます。

これは、単純に下を向いたり、上を向いたりのように首を前後に動かす動き以上に「緻密な」「細かい」動きになります。

それらが追突の”瞬間に”一瞬にして起こる訳です。

むち打ちの時には、表層の大きな筋肉以上に深層の筋肉や靭帯を傷めている可能性が高いと考えます。

またそれに伴い、首の関節に微妙な変位(ずれ)が生じている可能性が考えられます。

むち打ちに対する一般的な治療法

救急車などで事故直後に病院にいくと

「しばらくは、痛み止めとシップで様子を見て下さい」

「マッサージは受けないで下さい」

と言われることが多いようです。

しばらく、様子を見た後に多いのが

・牽引治療

・電気治療

・ストレッチ

・マッサージです。

牽引治療とむち打ち

傷めてからの時期や回復状況・治療方法は異なりますが、そもそも大きな筋肉と小さな筋肉・靭帯に対する治療は異なります。

なぜなら、「働き」「役目」「動き」が異なるからです。

例えば、”頸椎の牽引”という機械で座ったまま首を引っ張る治療があります。

頸椎には、人それぞれ(横から見た際に)弯曲があります。

7個の頸椎、その下にある胸椎のそれぞれの骨間の隙間の大小によって、「結果として」弯曲が出来上がります。

人によっては「ストレートネック」といって首の弯曲が無い、少ない方もいます。

また、逆に「過度の前弯」といって弯曲が大きい方もいます。

しかし、実際にはこの2パターンに大別できる首ばかりではありません。

例えば、頸椎の5番目と6番目の間が狭い人、頸椎と胸椎の間が狭い人・・・など人それぞれです。

機械による首の牽引では、「限局した部分」を引っ張る事は出来ません。

なぜなら、機械にその微調整は出来ないし、牽引治療の際の座り方・姿勢によって「引っ張られる部分が変わってしまう」からです。

つまり、機械による首の牽引では「ある程度均等に」「表層の筋肉を伸ばしている」と考えられています。

深層の筋肉・靭帯を正したいのに、表層の筋肉や正常な部分を伸ばしても当然、効果は乏しくなると思います。

ストレッチとむち打ち

また、前述の通り深層の筋肉は、細かい動きの担当です。

言い換えると、深層の筋肉に問題がある場合は細かい動きに支障が出るハズです。

首を傾けたり、首を捻ったストレッチは、果たして深層の筋肉が行っている”細かい”動きと言えるのでしょうか。

私としては、疑問に感じます。

マッサージとむち打ち

深層の筋肉は細かい動きを、靭帯は”制限””姿勢を維持”する役目をしています。

むち打ちでは、靭帯も傷めてしまう場合が多いために、首が不安定になります。

きっとあなたも、首にコルセットのようなものを巻いている方を見たことがあると思います。

深層が不安定だからこそ、「本来、維持する役目ではない」表層の筋肉にその負担が強いられる訳です。

だから、交通事故の数日後から肩こりが増したり、表面の筋肉の硬さが増したりします。

事故からある程度、日数が経過した、患部の炎症も落ち着いた・・・

だから、そろそろ肩のマッサージをしましょう!!というのはよくあるパターンです。

しかし、マッサージで表層の筋肉をほぐしたらどうなるでしょうか。

確かに、硬い・こっている部分を押されると大半の方が気持ちよく感じます。

血流が改善され、楽になります。

しかし、大元である深層に手を施す前・改善する前であれば、時期尚早だと考えます。

頼りの表層の筋肉が緩んでしまえば深層の筋肉や靭帯にかかる負担は増してしまうのです

結果的には、また表層の筋肉に頼らざるを得なくなる。

だから、また肩がこる。

だから、またほぐす・・・

むち打ちが「長引く」要因の一つに、こういった事情もあるのではないか?と推測されます。

矜持整骨院のむち打ち治療

むち打ちで傷めている小さな筋肉や靭帯の役目は「首の正常な彎曲を維持すること」です。

つまり、それらを傷めてしまっては首の正常な彎曲を維持することが難しくなります。

だからこそ、早期に正常な彎曲に戻してあげて、傷んでいる筋肉や靭帯が正しい位置で修復するのを促してあげる必要があると考えます。

(可能であれば持参して頂いた)レントゲン画像などを見ながら変位(ズレ)を前後・左右のねじれ・前後の傾きを測定しそれを加味して、軽い矯正を加えます。

前述のように、筋肉を緩めることはかえって改善を遅らせる要因になりう得るので筋肉に対する治療は行いません。

矯正後の状態を維持出来るようにして、炎症が早く引くような処置をすることが当院のむち打ち治療になります。

一般的には「矯正は危険」だと思われていることが多いでしょう。

ただし、「必要な部分に必要な力と方向で行えば本当は安全なもの」です。

安全に矯正してくれるのかどうかの見極めは

「矯正前にどれだけ細かく、状況を把握しようとしているか?」

です。

「マッサージの一環で矯正をしようとしたり」

「大した説明もなく矯正をしようとしてきた場合」

には要注意です。

危険にも安全にも提供側の技量によって大きく変わってしまうのが矯正です。

むち打ちになってしまった際に留意すること

今まで述べたことは、本来専門家に任せるべき領域の話なので、あなたがこれを覚える必要はありません。

しかし、肩こりなどの「症状を感じるのはあなた自身」です。

「なぜ、その症状が出ているのか??」

「改善すべき優先順位を守らないと、どうなる可能性があるのか?」

をご自分で理解していないと、誤った方法を選択してしまいがちです。

是非、「正しい施術を受ければしっかり治るんだ」ということをご留意頂き焦らないようにして頂くことが最優先かと思います。

交通事故治療特有の事情

交通事故治療は、健康保険を用いた治療よりも整骨院・接骨院・医療機関にとって高単価なものです。

(当院は健康保険を使っていないので該当しません)

過失割合によっては、あなたの通院に対する自己負担もゼロ円になります。

更に、通院回数に応じて慰謝料額も算定されます。

稀なケースではありますが、こういった事情から本来の目的から逸れてしまう場合があります。

当たり前ではありますが、症状に応じて通院回数・通院頻度は決めるべきであり、他の要素が優先されると(治療を受ければ受けるほど良くなる訳ではありませんので)改善の妨げになる可能性”も”現実的にはあります。

これらの点は、あなたが純粋に「症状を良くしたい!!」と思っていても、交通事故による自賠責保険を使う以上、治療をさせて頂く側の思惑も現実的に切っても切れない部分でもあります。

今回あなたに覚えておいて頂きたいのは、交通事故でのむち打ちに遭ってしまった際には、様々な事情を知り、考慮したうえで選択される事がとても重要だということです。

是非、あなたはもちろんですが、ご家族やご友人でお困りの方がいましたら参考にして頂けたら嬉しく思います。

矜持整骨院

東急東横線 祐天寺駅南改札”西口2”出口から徒歩1分

平日)7時~11時 17時~21時
土曜)7時~14時
日祝休診・不定休有

完全予約制

初回¥6600 次回以降 ¥5500

ご予約は 0337143855

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