院長の整体新書 – 整体ブログ –

スポーツでの肩・足の痛み

  • スポーツ障害

子供から大人までスポーツをされている方には、特有の症状・障害があります。

当院では、これを一括りに「スポーツ障害」と表記しております。
しかしながら、年代・競技などによる違いはもちろん、症状の出る体の部分も実に様々です。
今回は、野球やバレーボール、水泳やテニスなどで問題になる「肩の症状」についてです。

大きく分けて
1.可動域制限
2.協調性の欠如
「肩の症状の問題点」です。

1「可動域制限」とは、字の通り「肩の動く範囲が狭い」「肩が動きにくい」状態です。
これは四十肩や五十肩で言われるように、『明らかに』肩が動かない状態とは異なる事が多いです。
「自分では上がっているつもり」「自分では開いているつもり」「自分では出来ているつもり」・・・
という「程度」の問題である事が大半です。

しかし、スポーツをするうえでは日常生活以上の可動域が必要です。
(※逆に言うと、日常生活に支障を来たしている状態でスポーツをすることは時期尚早です。)
「その程度」の可動域制限が、「スポーツをする肩にとっては」大きな問題になります。
その理由もまた大きく分けると二つに分かれます。
A.ゆがみ
B.ゆがみが無いけど固まっている
の二点です。

Aの「ゆがみ」によって、肩の関節を構成する「肩甲骨」「上腕骨」「鎖骨」の位置関係が崩れます。
関節とは、骨と骨の連結部分を指します。
骨があるべき所に無いと正しく連結出来ません。
従って、可動域制限に至る訳です。

Bの「ゆがみが無いけど固まっている」の場合は、骨の位置関係は正常です。
しかし、「ゆがんでいた期間が長い」「傷めてしまった後遺症」などの原因によって筋肉やじん帯、関節包といった組織が固まってしまいます。
肩を動かそうとしても「固まってしまった組織」が足を引っ張る為に可動域制限に至ります。
2の協調性の欠如とは、各々が自分勝手に動いてしまっている状態です。
肩は、上記の3つの骨に背骨や前腕(肘から下)とも連動して動いています。
代表的なのが、肩甲上腕リズムと言って「肩を動かす際に肩甲骨と上腕骨が一定の比率で役割分担をしている」というものです。

しかし
C.筋力の問題
D.頭で思い描いた通りに体が動いていない
事により、「一定の比率が破綻」してしまうと協調性に欠けてしまい、結果として肩を傷めてしまう要因になります。
因みに、1.可動域制限が原因で2.協調性の欠如を招く場合もあります。

スポーツをしていて「肩が痛い」とストレッチ、筋トレへと安易に結びつけてしまう方をしばしば目にします。
しかしながら、
・そのストレッチをしている筋肉が本当に硬いのか?
・その筋トレをしている筋肉が本当に弱いのか?
・果たして、その硬さ・弱さが本当に症状の原因なのか?
これが疑わしい状態では、各ストレッチ・各筋トレの方法論は無意味だと考えます。
「効果的」なストレッチ・筋トレは諸刃の剣だからです。
スポーツ障害は、決して根性だけでは良くなりません。
スポーツ障害は気持ちの問題ではなく体の問題だからです。
現状の把握と理解に基づいた、具体的な方法が必要です。
根性はそれを、行動に移し継続する為に必要になります。

スポーツでの足のケガ・痛み

走る競技で問題になる「足の症状」についてです。

私達の体は、一見意外に思えるような離れた部分との連動性をもって動いています。
また、肩や腕と比べて足の場合には「体を乗せる」関係上、よりその影響力は顕著です。
一例ですが、足先の形状や異常によって、股関節・骨盤の位置関係が変わったりもします。
走る競技の方にとって、足首の捻挫や肉離れなどは決して珍しくないものです。
良くも悪くも「慣れてしまっている」が故に特別、記憶に無い方も多くいます。
しかし、それらケガによる異常を体が忘れる事は基本的にはありません。
1.ケガした部分の後遺症
2.ケガした部分をかばっていたことによる後遺症
3.フォームの問題
4.生まれつきの個人差
大きく分けて、この4つの問題が足のスポーツ障害の原因になります。

今回は、1のケガの後遺症・2のケガした部分をかばっていたことによる後遺症についてです。
これらを避ける為には
A.正確なケガの治療
B.正確なケガのリハビリ
が必要です。

まず、正確なケガの治療無くして、正確なケガのリハビリは成り立ちません。
なぜなら、「ケガを復す」ことは他者ではなくあなたの体しか出来ないことだからです。
傷めた筋肉やじん帯、骨を他者が治す事は出来ません。
手術や固定、様々な手法によって「修復を促す事は出来ます」
しかし、最終的に傷を埋めるのはあなたの回復力・修復力です。
つまり、完全にするか傷めた部分だけにするのかはケースバイケースですが、安静は必須です。
あなたの目標・立ち位置によってもこれは異なります。
私の立場上、決して誇れる考え方ではありませんが個人的には、何かを得る為には犠牲を払わねばならない時もあると考えます。
とはいえ、後で後悔しない為にも安静がケガの治療において欠かせないものであることは大前提として覚えておいて頂く必要があります。

次にBの正確なケガのリハビリです。
Aで述べた様にケガの修復には「安静」が必要です。
足首の捻挫を例にお伝えします。
足首を安静にする為に、サポーターや包帯・ギプスなどで固定します。
傷めたじん帯はくっつくでしょう。
しかし、歩く際に無意識に行われている足首の曲げ伸ばしが出来ないので、
それに伴い行われる足の指の曲げ伸ばし、すねの骨の捻じれ、太ももの捻じれ・・・
などの連動性は破綻します。
一定期間を経て、足首の安静が解けます。
しかし、
1.安静にしていたことによる足首の可動域制限
2.連動性の破綻
3.両方
によりケガは治った?にも関わらず、以前のパフォーマンスに繋がらない事があります。
この問題を解決する為には、問題を明確にし1つずつ片付けていく必要があります。
まず、足首の可動域を戻す。
その次に、足首に付随する連動性を戻す。
その状態で初めて、歩いたり・早歩きやジョギング・・・と実践的なリハビリへと入っていきます。
スポーツでは、日常生活以上の可動域・耐久性が必要です。
従って、日常生活で以上・症状が残っている場合には復帰することは時期尚早です。
「連動性」は通常、自覚出来ないくらいに僅かな動きです。

しかし、必要不可欠なものでもあり制限された場合には、自覚症状に結びつきます。
連動性の破綻により
・鵞足炎
・腸脛じん帯炎
・シンスプリント
・足底腱膜(筋膜)炎
などになる事もあります。
是非、あなたはもちろんですがあなたのお子さん、身近な方で足のスポーツ障害にお悩みの方がいましたら、参考にして頂けたら幸いです。

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