院長の整体新書 – 整体ブログ –

妊娠中の腰痛

  • 産前・産後

今回は妊娠中の代表的な症状である腰痛についてです。

当院では、お腹を圧迫することなく全ての部分の施術を行う事が可能です。

また、レントゲンが撮れない妊娠中の状態でもなるべく確信を持った施術が出来るように、安全な検査機器を用いたうえで行います。

この記事は、およそ2分で読むことが出来ます。

妊娠中の腰痛の原因

1.胎児の成長に伴い、お腹が出ることで姿勢的な面から見ても異常な状態を来たします。
2.「重さ」という面からも妊婦の腰にとって大きなストレスと考えられます。
3.骨盤の状態が不安定になってしまう。

以上のことが原因になっていることが多いと言えます。
それでは、一つずつ見ていきましょう。

妊婦の腰痛と姿勢

以下の写真の【腰の反り具合】をご覧下さい。

妊婦3月 IMG_1657 IMG_1661

 

胎児が成長すればする程に、腰は反ったような状態を強いられます。

腰は本来、お腹側に凸の前カーブを呈しています。

しかし、お腹が大きくなるにつれて、前カーブが強くなってしまいます。

このカーブの存在意義は、頭から足に掛けてかかる【負担を分散する為】です。

また、体全体でみてみると

・頸椎(首)も前カーブ

・胸椎は後ろカーブ

・仙骨(骨盤)は後ろカーブ

になっています。

しかし、その前カーブが強くなってしまうと・・・

カーブが無くてもダメですが、カーブが強すぎても負担を腰でうまく分散することが出来ません。

従って、周囲の筋肉への負担が大きくなります。

すると、腰の筋肉は疲弊し腰痛へと移行する事が考えられます。

このような場合、腰が反ってしまうことは避けようがありません。

これは、どの姿勢にも言える事ですが、

「どんな姿勢にも対応できるポテンシャルを背骨がもっている事が重要です」

例えば、お腹が大きくなった為に腰が反っている。

けど、姿勢が前屈みになれば腰の前カーブが減って相応の形になる。

妊娠中の有無に関わらず、私達の体は姿勢に応じて、背骨のカーブが変わります。

しかし、「前カーブのまま固まってしまう」と多くの場合に自覚症状に結びついてしまいます。

つまり、このような場合に治療としては

前カーブのまま固まらないように

腰を初めとした背骨を正す事で目指していきます。

前述の通り腰・背中・首と各パーツごとにカーブが異なる為に、場合によっては腰以外の首や背中を正す事が腰のカーブを変え、腰痛の改善に繋がる場合もあります。

妊娠中の腰痛と胎児の重さ

仮に、腰に構造的な問題が無かったとします。

こういった場合に体重増加は腰痛の要因にもなります。

妊娠中の場合はもちろん、不摂生で体重が増加している訳ではありません。

従って、【重さによる腰痛】は致し方ないともいえるでしょう。

但し、【構造的な問題がある場合には】それを正さなくては【本来耐えられるべき重さにすら耐えられず】に腰痛になると考えます。

妊娠中の腰痛と骨盤

最後に、骨盤の状態が不安定になってしまう場合です。

出産が近付いてくるに連れて、お腹の下の方へと胎児が下がってきます。

出産時には、骨盤を形成する仙骨・腸骨(坐骨)・恥骨間が僅かではありますが「離開」します。

通常時ではとても強固に作られている骨盤ですが、この時ばかりはホルモンの働きによって体の内部からこの骨盤を緩める様な現象が起こります。

つまり、妊娠していない時と比較して、骨盤は不安定な状態にあるのです。

更に、胎児の成長と共にお腹の周径は大きくなることが骨盤の緩み・不安定さを助長すると考えられます。

不安定な骨盤は、その時々の姿勢によって良くも悪くも変位(歪み)してしまいます。

本来、頭・首・背中・腰の重さは、骨盤を介して左右の足へと伝わります。

しかし、変位(歪み)してしまった骨盤では左右差が生じて、左右の足への分散がうまくいかない可能性があります。

すると、上半身の重さは骨盤とのつなぎ目である腰へ「負担」としてのしかかる事になります。

これも妊婦の場合の腰痛の原因の一つとして考えられます。

出産後に腰痛がなくなったから安心?

妊娠中は、これからすべき育児の為の準備期間とも言えるでしょう。

産後は、授乳時の抱っこを始め、お子さんを抱く機会が増えていくでしょう。

また、ご自分のペースで体勢を変えたりすることも困難になっていく事が予想されます。

妊娠中とはまた違った負担が、あなたの腰に掛かる事になります。

(特に、妊娠以前から腰痛にお悩みの方は苦労される方が多いように感じます)

つまり、産後は当然ですが妊娠中から正せる部分は正しておく必要があります。

産後の整体・骨盤矯正についてはコチラ

骨盤の状態は、分娩時にも影響を与えることを診させて頂いている患者様から経験します。

妊娠中の腰痛を対症療法で終わらせておくのは非常にもったいないと思います。

分娩時はもちろん、産後の育児の事も踏まえたうえで比較的時間の作りやすい妊娠中にお体を整えておくことをお勧めします。

是非、あなたはもちろんあなたの周囲に妊娠中の方がいましたら

「より良いマタニティライフ」

「より良い出産」

より良い産後

の為に参考にして頂けたら嬉しく思います。

 

 

矜持整骨院

東急東横線 祐天寺駅南改札”西口2”出口から徒歩1分

平日)7時~11時 17時~21時
土曜)7時~14時
日祝休診・不定休有

完全予約制

初回¥6000 次回以降 ¥5000

ご予約は 0337143855

診療・予約時間