院長の整体新書 – 整体ブログ –

整形外科では異常なしでも、整体分野では異常あり?

  • 整体

首の痛みや肩こり、腰痛・・・
痛みを感じた際には、早めに受診すること。
これは何よりも大切な事です。

しかし、整形外科を受診して「異常が無い」と言われて困惑してしまう方も中にはいます。
捻くれた言い方になってしまわざるを得ないのですが・・・
これはあくまでも「整形外科の分野”では”異常が無い」という意味に過ぎません。

「異常が無い」と言われて困惑する必要も、過度に安心する必要も無いのです。
これは何も、整形外科だけに言える事ではありません。

体には、レントゲンやMRIなどの画像検査、採血などでしか分からない病気も沢山あります。
どれだけ、我々整骨院・整体分野のものが腕を磨いても分からないけど、検査をすれば一発で分かるものも沢山あります。
例えば、癌に代表されるような悪性腫瘍の場合。
時期や場所によっては、気が付く例もありますが普通は気が付きません。
「整骨院では異常がない」
と言われたけど、レントゲンで異常な影が写った・・・
冒頭の例とは逆ではありますが、この様な可能性だっていくらでも考えられます。
問題は、『このような事があなたを始め一般の方に認知されていない事』だと考えます。
痛みを感じたら早くに受診する事は、受診する事が目的ではありませんよね??
「早く良くなる為に」「後に引きずらない為に」早めの受診が必要なのです。
早めに受診をしても、その後に繋がらない、活きない、のなら結果的には何の意味もないでしょう。
これらは全て、「知ってさえいれば」避けられる事です。
整骨院・整体院側である私も含めて、提供する側の責任とも言えます。

この様な理由から当院では「あなたに対して、他の方法・院が適していると判断した場合」にはそちらへの受診をお勧めします。
当院は他院をライバル視していません。
そもそも「提供できるものが違う」と考えています。
また、同業者ではなく、症状や状態と勝負をしたい・・・と考えています。
まだまだ、整骨院=大勢の先生が並んでマッサージをしている・・・
年配の患者様が電気をかけながら、雑談している・・・ようなイメージをお持ちの方がいます。
また、整体=骨盤矯正や小顔矯正の様に美容的なイメージの方、疲れた時にいってウトウトしてしまうようなリラクゼーション的なイメージの方も多くいます。
善し悪しの問題ではありません。

当院は、こうしたイメージの院では無いし目指してもおりません。
だからこそ、事前にミスマッチを防ぐためにブログなどでお伝えしている面もあります。
「○○で異常が無い」と言われてもあくまでも「○○の分野”では”異常が無い」に過ぎない。

「当院では、お体の状態はもちろんですがあなたのご要望とのミスマッチを防ぎたいと考えている」という二点をご理解頂けたら嬉しく思います。

では、ゆがみはどこで正せば良いのか?

整体や整骨院で、またはレントゲンを撮って整形外科で
「背骨が歪んでいます」と言われる方がいます。
実は一概に「背骨が歪んでいる」と言っても実に様々な要因があるのですが「歪んでいる」という言葉が一人歩きしている面もあります。
・足の長さが違う
・肩の高さが違う
・腰の高さが違う
こういう事は、事実としてあります。
ズボンの採寸の時、鏡で自分を見た時などに客観的かつ現実的に自分で気が付く事もありますよね??
「体は歪まない」「体は歪む」世間には様々な意見があります。
それぞれの方の考えなのでどちらでも構わないのですが、自分でもお気づきの方は多いと思います。
大切なのは、上記の様に○○の長さが違う、高さが違う・・・という事が「事実だったとしても必ずしも」それが「歪んでいる」事にはならないという事です。
もちろん、体の歪みを示唆する「一つの指標」ではあります。
しかし、実際はそういった部分的な指標を基に「総合的に判断」する必要があります。

極端ですが現実にある例として
「歩き方の問題で靴底の減りに左右差があった」とします。
体云々の前に、靴の高さが違うのだから腰や肩の高さは異なります。

「レントゲンでは歪んでいなかった」という場合。
体重が掛からない寝た状態で撮ったのか、日常生活に近い状態で撮ったのか・・・でも変わります。
また、放射線技師の方が「姿勢を正して」「無理な姿勢を強いた状態で」撮影したのか?でも変わります。

「うつ伏せで足の長さが違う」と整体・整骨院で言われたし、写真でも見せてもらった場合。
うつ伏せになっている際の首の向きや腕の位置にも左右されます。

「そんな事を加味したうえで、みんな診ているでしょ」
そう思われる方もいるでしょう。私もそう信じています。

しかし、こうした事も事実として知っておく必要はあります。
「どこが原因で歪んでいるのか?」
「それは、治療として正すべきなのか?」
「日常生活の心掛けだけで正せるものなのか?」
「靴の中敷きなど、何かで補填していくしかないのか?」
という事も提供する側は考慮する必要があります。

当たり前ですが、「来て頂いたから」「お金を頂くから」歪みを正す。訳ではないのです。
是非、「歪んでいるのでは」と不安な方、「歪みを正さなければ」とお考えの方の参考になれれば幸いです。

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