院長の整体新書 – 整体ブログ –

四十肩・五十肩とは

  • 四十肩・五十肩

あなたは、四十肩・五十肩という言葉を聞いた事がありますか??

実は、四十肩・五十肩とは「定義が曖昧な」ものです。

つまり、四十肩だから〇〇をすべき。

五十肩だから××はダメ。

という事ではないのです。

今回は、そのように注意が必要な四十肩・五十肩についてです。

この記事は、およそ2分で読むことが出来ます。

四十肩・五十肩の症状

・腕が挙がらない人
・背中に腕が回らない人
・下にして寝られない人
・全て該当している人

など実に様々です。

出ている症状が異なるという事は、内部の状態も異なっている可能性が高くなっています。

よくある例として、

「私の四十肩は放っておいても治った」とか、
「俺の五十肩は、○○で良くなった」

と伺うことがあります。

しかしながら、これはほど当てになりません。

なぜなら、前述の通り「状態が違う可能性が高いから」です。

それを鵜呑みにしてしまい、必要以上に長く患ってしまっている方、あと一歩良くならない方が多くいます。

「四十肩・五十肩」という言葉に振り回されないことが重要です。

四十肩・五十肩の状態

肩を動かす時には、多くの関節(骨と骨の連結部分)が関与しています。

・肩甲骨と腕の関節
・肩甲骨と肋骨の関節
・肩甲骨と鎖骨の関節
・鎖骨と胸骨の関節

などが主に関わっています。

例えば、「腕が挙がらない方」。

肩甲骨と腕の関節に問題があって挙がらない。とします。

上記の他の関節が賄う事で挙がる事は挙がるようになります。

しかし、正しい動きではありません。

これは、挙げた様子を見させて頂ければ分かります。

「上がればいいじゃん」と思われる方もいるかもしれません。

しかし、そのしわ寄せは他の関節の異常を来たす事に繋がります。

結果、肩こりや反対側の四十肩・五十肩などの症状を誘発する原因になります。

細かい説明をしてしまいましたが、あなたはこれを覚える必要はありません。

「結構、複雑なんだ」とご理解頂くだけで十分です。

複雑だからこそ、細部にこだわる治療が必要であり、それを選ぶ権利があるあなた自身にはご理解して頂く必要があると考えています。

四十肩・五十肩はとにかく動かす!?

四十肩。五十肩の代表的な状態に「フローズンショルダー」といって、固まってしまった状態があります。

腕を挙げようとしても、固まってしまっているので体を傾ける事であたかも「挙げているかのように見せる」動きをしてしまう場合もあります。

固まっているのだから、動かせば良い。

その通りだと思います。

しかし、「どこを?」というのが非常に重要です。

上記の例でいくと、腕を挙げようといくら体を左右に傾けたところで「肩の固まりを改善する」事には繋がりません。

体でカバーしているに過ぎないからです。

「動かせば良い」は事実ですが、ただやれば良い訳ではありません。

むしろ、利点と欠点を比較した時には「やらない方が良いのでは?」とさえ個人的には思います。

通院先で治療を受けるにしても、通院時間のみで固さを完全に取り除く事は程度によっては困難です。

その為には、ご自宅などであなたご自身にお願いする必要も現実的にあります。

その際に、「正しい動かし方を理解」していないと効率が悪くなり、努力の割に結果には反映されなくなってしまう恐れがあります。

それを防ぐ為にも「固まっているから動かして下さい」という指示を受けたら、細かな方法を自ら専門家に尋ねることをお勧めします。

なぜなら、「分かっているだろう」という専門家側の思い込みによって、改善が遅れてしまうからです。

四十肩・五十肩と猫背の関係

四十肩や五十肩などの「腕が挙がらなくなる」症状と深い関連があるのが「猫背」です。

試しに、姿勢を正して立った状態で両方の腕を挙げて下さい。

次に、「わざと」猫背にした状態で両方の腕を挙げて下さい。

どちらの方が「挙げやすい」か分かりましたか??

前者のハズです。

それは、体の構造を考えると当たり前のことなのです。

腕を挙げる際には、肩甲骨という背中にある骨が動く必要があります。

肩甲骨は、肋骨というあばら骨の上に張り付いている?乗っている?ような構造になっています。

つまり、あばら骨が肩甲骨の土台になっている訳です。

土台なのであばら骨次第で肩甲骨の位置は変わり、動きも影響されます。

あばら骨に問題を来たすのは、何も骨折やヒビだけではありません。

あばら骨は、胸椎という背骨と連結しています。

つまり、胸椎次第で肋骨も影響を受けるのです。

上記の様に、猫背になると・・・

胸椎は前屈みになります。

先ほど説明したように、胸椎とあばら骨は連結しているので、あばら骨も前屈みのようになります。

それに乗っている肩甲骨はどうなるでしょうか。

少なくとも、「普通」ではなくなる事がお分かりかと思います。

これが、「姿勢を正す」と腕が挙がりやすく、猫背だと腕が挙がりにくい理由です。

普段から猫背気味の方と姿勢が良い方。

どちらの方が、腕が挙げにくい症状が出やすいか分かりますよね?

「腕が痛くて挙がらない」
「痛みは無いけど、硬くて腕が挙がらない」

こういった症状はあくまでも結果です。

肩が悪い事は、誰が考えても分かります。

しかし、なぜ肩が悪くなったのか?は重要視されていない事が多々あります。

早期改善のカギは、正しい治療を受ける事だと考えます。

マウスを良く使う方は、肩が痛くなる??

朝から晩までパソコン業務でマウスを多用する方の場合、「手」に問題が生じる傾向にあります。

(体が歪むという表現は、語弊を生じやすいので実際の治療時にには使わないのですがイメージがしやすいと思いますので、このブログでは敢えて使います)

手に問題が生じるというのは、「手が歪む」ということです。

単純にその姿勢が多いのですから、当たり前といえば当たり前なのですが、背骨だけではなく「手」も相応に歪みます。

手が歪んだら、腕が影響を受けます。

腕が影響を受ければ、肩にも影響が及びます。

マウスを使う方に多い歪みのパターンだと「腕が挙がりにくい状態」になります。

だからといって、もちろんマウスを使う事を控える必要はありません。

但し、「歪まない程度」に手を正す必要はあります。

どこの部分にも言えることですが、一朝一夕に痛みが出る事はさほど多くありません。

どちらかと言えば、軽い負担が蓄積して後の大きな症状に結びつく事の方が多いのです。

マウスも一日、長く使った位では自覚症状に繋がるとは考えにくです。

しかし、毎日数時間も使ってたら十分、原因になり得ると考えます。

だから、日々のケアが重要なのです。

歯磨きの様に、手を使われる機会が多いお仕事の方は使用後のケアを心掛ける事をお勧め致します。

 

東急東横線 祐天寺駅南改札”西口2”出口から徒歩1分

平日)7時~11時 17時~21時
土曜)7時~14時
日祝休診・不定休有

完全予約制

初回¥6000 次回以降 ¥5000

ご予約は 0337143855

診療・予約時間