院長の整体新書 – 整体ブログ –

女性の腰痛

  • 産前・産後

女性にとって腰痛は、肩こりに次いで二番目に多い症状です。

構造的にも腰椎が骨盤の上に存在していることから土台に当たる骨盤の状態も腰痛には大きく影響します。

特に女性の場合には、生理周期のホルモン変化によって骨盤の状態は変化していることも重要です。

今回は、女性の腰痛に関しての内容です。

以下の記事は、およそ2分で読み終える事が出来ます。

腰痛と反り腰

女性の場合には、反り腰が多くみられます。

反り腰の場合には

①反り腰自体の問題
②体の他の部分を補う為に反り腰が強いられている反り腰以外の問題

に大別する事が出来ます。

外見上で腰が反っている、仰向けでベッドと背中の間に手が入るなどはあくまでも【1つの目安】でしかありません。

極端な例ですが、お尻の筋肉が発達していてお尻が大きく見えれば相対的に腰の反りは強く見えることもあります。

体形的にお尻が大きな外国人女性が、みんな反り腰だからといって腰痛がある訳では無いので、【反り腰→正さなくてはいけない】という訳ではありません。

①と②の見極めは、外見では分かりません。

触診と以下のナーボスコープという検査機器で判断する事が出来ます。

くれぐれも、自己判断で腰痛改善の為に反り腰を治そうとする事には慎重にご判断下さい。

生理周期と腰痛

女性の場合には、【卵胞期】【黄体期】によって、それぞれホルモンのバランスが変わります。

卵胞期にはエストロゲンが、黄体期にはプロゲステロンというホルモンが多く分泌されます。

これらのホルモンは、妊娠の為に子宮内部の状態を変化させると共に骨盤の状態も変化させています。

例えば、エストロゲンには骨盤を締める、プロゲステロンには骨盤を緩める作用があります。

(腰痛だから骨盤矯正すべきとは一概に言えません)仮に骨盤矯正の際にも常に同じ強さ・深さで矯正をすれば良いという訳ではありません。

通常は触診で、強さ・深さを判断する為に直接伺う必要が無いこともありますが、これらを考慮する事は男性には無い女性の腰痛ならではだと思います。

緩い状態の時期に強い矯正や周囲の筋肉をマッサージでほぐされ過ぎた場合には、後に痛みが増す事が考えられます。

硬い状態の時期に「今日は硬いから・・・」と過度に治療を受けた場合にも同様で、どちらも【腰痛を良くしたい】というあなたの希望とは真逆の方向へと行ってしまう可能性があります。

これらは、あなた自身が考慮すべきことではないので通院先を選ぶ際には、このような事が分かっている先生かどうかも重要視して頂いた方が良いと考えます。

腰痛と生理不順

腰痛の場合には、骨盤の不具合とも言える骨盤の歪みがある場合があります。

骨盤には、靭帯というスジが多く存在しておりそれらの一部が骨盤の内部で子宮の位置を決めています。

因みに、低下すると尿漏れの原因となる骨盤底筋群という筋肉の集合体も同様の働きをしています。

つまり、骨盤の歪みによって子宮を支えている靭帯・骨盤底筋群の働きが阻害され子宮の状態にも悪影響を及ぼします。

子宮の状態は、脳に随時伝えられておりそれに応じてホルモンを介して前述の生理周期が起こります。

しかし、骨盤の状態が不十分だと脳に伝わる情報にも誤差が生じ、それに準じて行われる生理周期も乱れる可能性があります。

また、骨盤底筋群が阻害されると横隔膜という呼吸の際に働く部分の働きも阻害されます。

呼吸の質が最適な状態よりも低下することで、神経伝達の質も低下します。

私達は重い鈍痛の様な腰痛では脳の大脳辺縁系という部分で自覚しています。

ここは、情動や母性と深く関わっている部分が故に呼吸の質が低下していたり、ストレスで気分が落ち込んでいたりすると【実際の状態以上に腰痛を自覚してしまう】事が男性よりも傾向としてあります。

骨盤の状態を整えることでストレスが皆無になる訳ではありませんが、このような理由から骨盤を整える事で腰痛はもちろん生理不順やPMSの改善も期待する事が出来ます。

女性の腰痛を良くするには

前項で述べた様に、女性の場合には男性以上に状態の改善とは別にリラクゼーション的な要素が有効な場合はあります。

とはいえ、【実際の状態以上に腰痛を自覚している】からといって状態の改善を放置してしまっては話は前に進まないことも事実です。

お身体の改善だけを考えると、(治療側のエゴですが)改善途中では他の事をして頂きたくないというのが治療をさせて頂く側の気持ちとしてはあります。

理由は、様々なことを考慮して一番早く良くなるように治療を施している為にそれを台無しにされたくないとの思いからです。

でも、患者様と当院の共通の目的は腰痛が良くなることです。

あなたの腰痛において、どれだけ状態の改善が必要でリラクゼーション的な癒しが必要なのかは診させて頂き、場合によってはある程度治療をさせて頂かないと実際には分かりません。

この記事であなたにご理解頂けたら嬉しいのは、一言に腰痛と言っても実はとても複雑だという事です。

「腰痛だからマッサージを受けるべき」

「腰痛だからジムに行くべき」

「腰痛だから骨盤矯正をすべき」

「腰痛だから、良いと思うものは全部やってみよう」

という話ではないと当院では考えています。

あなたの腰痛改善の為に必要ならばやられた方が良いし、あなたの腰痛改善に不要であればむしろやらない方が良いと考えます。

その為に、まずご自分の腰痛を知って頂くことをお勧めします。

是非、今回の記事があなたの腰痛において何らかの参考になれたら嬉しく思います。

矜持整骨院

東急東横線 祐天寺駅南改札”西口2”出口から徒歩1分

平日)7時~11時 17時~21時
土曜)7時~14時
日祝休診・不定休有

完全予約制

初回¥6000 次回以降 ¥5000

ご予約は 0337143855

診療・予約時間