院長の整体新書 – 整体ブログ –

腰痛にコルセット

  • 腰痛

かれこれiphoneを使いだして4年。

2~3か月に1回ペースで液晶割れを繰り返してきた私。

「ケースに入れた方が良いんじゃないですかー??」

プライベートにおいては学習能力が皆無の私を見て、さすがに商売とはいえ店員さんも呆れ顔。

「割るの好きだねー」

操作不能で定期的にLINEが未読スルーだらけになる私に友人も呆れ顔です(笑)

さて、そんな私ですが、この度iphoneに初めてケースを着けました。

iphoneはそのままよりもケースを着けた方が物理的に強くなるのは分かります。

もっと早くに着けるべきだった・・・

さて、ケースとは異なり一概に「着ければ良い」とは言えないのが「腰のコルセット」です。

今回は、ドラッグストアや通販などでも手軽に買えるコルセットについてです。

腰痛にコルセットは有効なのか

腰痛と言っても実に「状態は様々」です。

骨が折れているのか?

筋肉が傷んでいるのか?

関節が傷んでいるのか?

関節がズレて不具合を起こしているのか?

筋肉が循環不良で酸欠を起こしている為に痛みが出ているのか?

内臓の問題で痛みを起こしているのか?

・・・

大きく分けると、「傷んでいる」のか「傷んで”は”いないのか」に大別することが出来ます。

傷んでいる事が原因の腰痛に対しては「コルセットが有効」です。

なぜなら、「患部の安静」は傷めている部分が治る為には必要なことだからです。

例えば、転んで膝を擦りむいたとします。

膝の表面の皮膚は傷んで出血しています。

にも関わらず、毎日膝の屈伸をしたり膝の表面を床に着けたりした場合はどうなりますか??

回復には時間がかかりますよね!?

逆に、膝の深い屈伸を極力抑え、直接床に着かないように心がければその分だけ回復は早くなります。

表面から傷を確認できるのかどうか?という違いだけで「傷んでいる腰痛」も膝を擦りむいた時と考え方は同様です。

コルセットを着けることで、無い場合と比べて動きを制限する事が出来ます。

物理的な制約はもちろん、心理的にも「うっかり」動いてしまう事を防ぐ事が出来ます。

また、コルセットを「巻く」「締める」ことで腰に圧迫を掛けることもできます。

腰を圧迫すると腹圧が高まり、表面の筋肉や腰椎という骨に掛かる負担を減らすことが出来ます。

「傷んでいる腰痛」に対してコルセットを使用することは有効です。

コルセットは就寝時も着けた方が良いのか?

傷んでいる腰痛の場合にも、大半が「横になっていれば」痛みは軽減されます。

そういった場合には、就寝時のコルセットは必要ないと考えます。

腰痛時に試してみた経験がありますが、(ずっと仰向けに寝る方は良いと思いますが)寝返りの際には骨盤と腰の凹凸によりコルセットがズレてしまいます。

つまり、あまり意味をなさない場面が多いのです。

しかしながら、寝返りが痛い場合には「期間限定」で就寝時にコルセットを着ける事は構わないと考えます。

また、多くの方が該当されるであろう「起き上がる際の腰痛」の場合には起き上がる直前に横になった状態でコルセットを巻くと起き上がる際の腰痛が少なくて済みます。

就寝時にはコルセットを着けず、起き上がる前に着ける。

これは、「傷めてしまった腰痛」の際にはお勧めできます。

コルセットの種類

先程も軽く述べましたが、腰には「くびれ」があります。

従って、コルセットを着けたとはいえ「完全な固定」は不可能であることをご理解下さい。

また、コルセットにも「骨盤部分に限定的に巻くもの」や「骨盤から腰にかけてより幅広く巻けるもの」があります。

全ての商品をチェックした訳でありませんが、多くの場合に骨盤に限定的に巻くものは、ゴム製で出来ています。

骨盤から腰に掛けて幅広く巻くものは、メッシュようなの素材で出来ており、幅も大きく異なるので用途に合わせて選択する事が必要です。

コルセットの着け方・巻き方

前項で「用途に合わせて」と書きましたが、実はここが一番重要です。

着け方の説明の前に腰の解剖・構造をご理解頂く必要があります。

名称などは覚える必要はありませんので、理解して頂くことをお勧め致します。

通常、傷めてしまったことによる腰痛の場合には

・仙腸関節(骨盤の腸骨と仙骨という骨の間)
・腰仙関節(仙骨と腰椎という骨の間)
・腰椎(腰椎5個それぞれの骨の間)

これらの部分の損傷が考えられます。

もちろん、筋肉を傷める場合もありますが、傷めてしまう可能性のある筋肉はこれらの骨に起始・停止といって付着している事が多い為、これらの部分の動きを制限する必要があります。

傷めている部分、制限したい部分によって「巻く高さ」には多少の差が生じます。

なぜなら、仙腸関節と一番上位にある腰椎では、全く存在している高さが異なるからです。

専門家の判断後にコルセットを着けるのが理想ではありますが、ご自身で判断される場合には「最もしっくりくる高さ」に巻いて下さい。

また、巻き方に関しては「くびれ」を意識する事が大切です。

綺麗な円柱状のものに巻くのではなく、凹凸のあるものに巻くので水平に巻こうとしてもフィット感が得られません。

コルセットを抑える、巻く際にはやや斜め下方に向かって止めて頂くと良いと考えます。

また、立ったり座ったりでズレてしまう事はよくあります。

面倒ですが、ズレてしまってはせっかく着けたコルセットの効果は半減してしまいます。

早く良くする為には面倒くさがらず、小まめに調節しましょう。

コルセットの問題点

今まで述べてきたように、傷めてしまったことによる腰痛の際にはコルセットは非常に重宝されるものです。

しかしながら、一番の問題は「いつまで着けるのか」ということです。

コルセットを下着感覚で毎日、身に着けている方に遭遇することもあります。

「傷めてしまっている腰痛」は日数の経過と共に「傷めていない腰痛」になっていきます。

擦りむいた傷は、どんなに回復状況に個人差があっても「治るか」「治らないか」と言ったら必ず「治ります」

治っているのにコルセットを着けていてはダメなのです。

なぜなら、コルセットの利点である「動きの制限」と「腹圧の上昇」が欠点になってしまう為です。

”傷が治っているのに”動きを制限してしまってはどうなるでしょう。

腰の筋肉、靭帯が酸欠を起こし痛みを引き起こします。

”傷が治っているのに”コルセットの力で腹圧を上げてしまうとどうなるのでしょう。

腹横筋や腹斜筋といった筋肉が「自力で働きにくい状態」になってしまいます。

筋肉が正しく働かなくては、腰の安定は得られません。

つまり、動作時に異常な動きを引き起こし痛みへとつながる可能性があります。

こういった話をすると、一大決心をして「コルセットを外される方」がいます。

そのお気持ちは立派なのですが、「今までコルセットに頼ってきた腰」にはたまりません。

外すのであれば、焦らず着実に「外す時間を増やしていって下さい」。

また、いつの間にか移行してしまった「傷めていない腰痛」の治療を受ける事が必要です。

問題を正して、コルセットを外す事に”チャレンジ出来る腰”にする。

その後には、

家事の時は着けて、テレビを見るときは外す。

外回りの時は着けて、デスクワークの時は外す。

例えではありますが、こういった「リハビリ」期間が必要です。

また、圧迫骨折など骨の変形や年齢的な問題から必ずしも全員がコルセットを外す事が理想とは言えません。

とはいえ、もちろん個人差はありますが70代位までであれば「徐々に外せるように」治療をしていくことをお勧めします。

コルセットはもちろん、リラクゼーションに代表される対症療法もそうですが・・・

良くなる可能性があるのに、その可能性を放棄するのは勿体ない

と考えます。

但し、それを決断するのはあなたです。

当院は、「良くなる可能性があることを知って欲しい

ただ、そう考えております。

是非、あなたはもちろんあなたのご家族・ご友人で今回の内容にお心当たりのある方がいましたら参考にして頂けたら嬉しく思います。

 

矜持整骨院

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